今韓国で話題のスイーツ、「パブロバ」って知ってる?(撮影:二俣愛子)こんにちは、韓国在住の編集者で撮影コーディネーターの二俣愛子です。
【写真】フルーツソースがとろ〜り「ラフハウス」のパブロバ今回は、韓国でカフェ取材を重ねていくなかで、実は昔からあるけれど、最近よく見かけるようになったな〜と思うスイーツ「パブロバ」についてご紹介したいなと思っています。
「パブロバ」ってそもそもどんなスイーツなのか、ソウルで食べられるカフェも併せてご紹介しますね。
■話題のスイーツ「パブロバ」って、何!?
韓国のカフェシーンでも最近注目を集めているスイーツ「パブロバ(Pavlova)」。
これは、オーストラリアとニュージーランド発祥のデザートで、ロシアのバレリーナ、アンナ・パヴロワにちなんで名付けられたと言われるメレンゲベースのスイーツです。
外側はカリッと軽く、中はマシュマロのようにふわっとした食感が特徴で、ホイップクリームとフルーツがトッピングされた華やかな見た目が人気の秘訣。
韓国では、ビンスや薬菓などの伝統的なスイーツが大きなトレンドとなった中で、パブロバのような海外スイーツもじわじわと浸透しています。
特にソウルでは、若者を中心にインスタ映えするビジュアルと軽い味わいが支持され、提供するカフェが増加中。今回は、ソウル市内でパブロバを楽しめるおすすめカフェを3つご紹介します!
■ハウス オブ バイニール
「ハウス オブ バイニール」は、ソウル市内に4店舗を構える音楽とスイーツが楽しめるユニークで大人気のカフェ。
店内に並ぶレトロなレコードとターンテーブルが特徴で、ドリンクを注文すると好きなレコードを選んで音楽を聴きながら過ごすことができます。
ヨンナム店では現在、ホンシ(柿)パブロバ(1万3000ウォン)という渋めのテイストと、ストロベリー(1万3000ウォン)が楽しめます。
私はストロベリーを食べたのですが、見た目と味のバランスが絶妙で本当においしいのです。
サクサクのメレンゲに甘さ控えめのホイップクリームといちごを重ね、軽い食感でコーヒーや紅茶との相性も抜群。フォトジェニックな見た目にも気分が高まります。
【Information】
住所:ソウル特別市 麻浦区 東橋路230地下1階
営業時間:11時〜22時(21時30分ラストオーダー)
■カフェトラビ
弘大にある「カフェトラビ」は、こぢんまりとした空間ながら、温かみのある内装とおいしいスイーツで人気のカフェ。ブラウンと木目を基調とした落ち着いた雰囲気で、地元の人々にも愛されています。
ここは、パブロバの韓国風アレンジが人気で、インジョルミ(きな粉)味が楽しめるのです。
ここのインジョルミパブロバ(9000ウォン)は、メレンゲとクリームにきな粉と餅をトッピング。香ばしさと甘さが絶妙で、韓国の伝統的な風味でありながらも、私たち日本人でもなじみの深い味わいです!
【Information】
住所:ソウル特別市 麻浦区 臥牛山路29キル 24
営業時間:月〜土 12時〜21時30分(日曜定休)
■ラフハウス
洗練されたインテリアと落ち着いた雰囲気が特徴のカフェ、ラフハウス。白を基調としたミニマルな内装に、ウッド家具やグリーンがアクセントなり、居心地の良い空間です。
人気のポイントは、なんといってもフォトジェニックなパブロバ。
ここのパプロバは、フルーツたっぷりのケーキのようなルックスがかわいいパブロバケーキ(1万2000ウォン)と、バニラアイスクリームの上からフルーツソースをかけていただくアイスパブロバ(1万6000ウォン)が大人気。サクッとしたメレンゲとクリーム、フルーツの絶妙なバランスが評判です。
ゆったりとした時間を過ごしたい人にぴったり。週末は特に混雑するのでご注意を。
【Information】
住所: ソウル特別市麻浦区東橋路 32キル 10 2階
営業時間: 月〜木14時〜22時、土日12時〜21時(水曜定休)
■話題のパブロバ、ぜひ味わってみて!
私ははじめて「ハウス オブ バイニール」でパブロバを食べて、サクッと軽い食感とクリーム、フルーツのほどよい甘さのコンビネーションに感動しました。まだトレンドと言える大きなムーブメントにはなっていませんが、おいしいことには間違いない!というわけで、韓国に来たらぜひ「パブロバ」を味わってみてください。