NHK(C)ORICON NewS inc. NHKは28日、番組モニターへのメール誤送信について公表。「新年度から新たに放送番組モニターになる642人に対し、モニターシステムを使う上で必要となる個人情報が記載されたPDFファイルをメールで送信した際、このうち140人には正常に送信されたものの、502人に対しては本人ではない別のモニター1人の個人情報が記載されたPDFファイルを誤って送信していたことが判明しました」と伝え、謝罪した。
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今回の誤送信を受け、NHKは「メール誤送信の対象となったモニターのみなさまに大変ご迷惑をおかけし、深くお詫びいたします。引き続き、システム不具合の原因究明を進め、システム改修を行うなど、二度とこのような事態を起こさないよう、対策を徹底してまいります」とコメントしている。
■報告全文
【概要】
令和7年3月21日(金)、NHK考査室において、新年度から新たに放送番組モニターになる642人に対し、モニターシステムを使う上で必要となる個人情報が記載されたPDFファイルをメールで送信した際、このうち140人には正常に送信されたものの、502人に対しては本人ではない別のモニター1人の個人情報が記載されたPDFファイルを誤って送信していたことが判明しました。
※個人情報(1氏名 2メールアドレス 3モニター番号 4モニターが使用する専用システムのログインID、5 初期パスワード)
メール送信にあたっては、モニターの情報を管理するシステムで、上記のPDFファイルを自動作成し、メール本文に自動添付する方法で行いましたが、当該システムの不具合により、PDFファイルが本来送られるべきではない別のモニターの方に送信されていました。なお、モニター以外の方への誤送信はありませんでした。
同日、誤送信してしまった可能性のあるモニターのみなさまにお詫びするとともに、PDFファイルが添付されたメールの削除をお願いしました。その後、実際に削除が行われたことの確認を進めていて、これまでに二次被害は確認されていません。
誤送信の原因が判明し、システムの不具合が改善するまでの間、当該システムから個人情報
を記したPDFファイルを添付したメールの送信を停止し、必要に応じて郵送など別の手段を使用します。
【NHKコメント】
メール誤送信の対象となったモニターのみなさまに大変ご迷惑をおかけし、深くお詫びいたします。引き続き、システム不具合の原因究明を進め、システム改修を行うなど、二度とこのような事態を起こさないよう、対策を徹底してまいります。