木村拓哉も来店の店で、Travis Japan松田元太「相場の3倍」で超高額デニム購入の悲劇

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2025年03月28日 16:30  週刊女性PRIME

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TravisJapanの松田元太

「これ、すごいよぉ」そう紹介されて出てきたジーンズ。そのお値段、3桁万円。

 Travis JapanがYouTubeにて、名古屋のセレクトショップを訪問。その一場面だ。

「彼らのYouTubeに登場した店は、セレクトショップとして新品の商品も扱っていますが、古着も扱う店。特に“ヴィンテージ”と呼ばれる貴重な古着をそろえていることで有名で、彼らの大先輩であり芸能界きっての古着好き・デニム好きの木村拓哉さんも自身のYouTubeで同店を訪問しています」(ファッション誌編集者)

80万円のデニムを購入

 古着好きのTravis Japanメンバー松田元太松倉海斗は、店のジーンズを手に取り、眺める。興味を持った1本の値段を聞くと、 “120万円以上”。

「その後、松田さんは別のジーンズを店に紹介されます。ジーンズの代名詞として知られるリーバイスの501。店は“XXの47モデル、片面タブで47モデルで、ヤバいよってやつ”とその価値を楽しそうに語りながら説明。それに興味を持った松田さんは試着して……」(同・ファッション誌編集者)

 動画では松田が試着したジーンズは、《1940年〜1950年初頭に製造された通称「XX47モデル」で時代背景などもありヴィンテージ市場では高い価値がある逸品!》という解説が入っている。

 試着すると、自身の体型にピッタリの“シンデレラフィット”だと喜ぶ松田。メンバーに購入を煽られるも、値段が値段だけに即決できない。なにせその値段、80万円。悩みに悩んだが誘惑に抗えず、

松倉「このデニム、買いま……?」

松田「……す。……買います!」

 意を決して松田は『XX47モデル』を購入、満足した様子で動画は終わる。しかし、これに首を傾げるのは別の古着店を経営する男性。

「動画を確認しましたが、まず前提として松田さんが購入したのは『XX47モデル』ではありません。ベルトループの仕様が47モデルとは違っており、松田さんが購入したのは47モデルより後発のもの。ジーンズのウエストにつくラベルを“パッチ”と言いますが、それも違う。47モデルのパッチは革製。松田さんのものは紙製のようでしたので、少なくとも'55年以降に製造されたものとなります」

木村が来店した際も…

 どちらも古着として貴重なジーンズであるものの、当然、より古い年代に作られた“47モデル”のほうが値段が高い。

「松田さんが購入したのは47モデルではない、501XX。古着ブームもあり、ヴィンテージデニムの市場価値は年々上がっていますが、XXで80万円とは……。年が進むたびにより貴重になる “ヴィンテージ”の世界において値段はあってないようなものではありますが、松田さんのジーンズについては相場の2倍〜3倍の値づけですね」

 値づけは店の裁量なので他人が口を挟むものではないが、

「あくまで投稿された動画を見ての意見となりますが、47モデルではないのに47モデルとして売ったなら詐欺的な商売、騙して売りつけたと言われても仕方ないやり方。47モデルでないのに店側が気づかず47モデルとして売ったなら、知識不足・注意不足ですね」(前出・古着店店主)

 本動画はTravis Japanファンではない古着好きにも見られ、店側に批判の声が上がっている。そんな声が相次いだためか、店側は複数回にわたって“弁明”を続けている。

《501XX47モデルを購入になってますが、厳密に言うと、47モデルは、購入してません、片面タブの珍しいXXを買いました》《47モデルと言っていたあとに、間違いだと、気がつき、別の47を用意して説明をし直しているのですが、動画編集で、そこがカットされてまして、このようになってしまいました》(店のインスタグラムより)

 前出の古着屋店主は弁明についてもおかしいと指摘する。

「動画の撮影にはTravis Japanのメンバーだけでなくスタッフもいるでしょう。“説明をし直している”と言っていますが、動画はしっかり“XX47モデル購入”となっている。説明があってTravis Japan側が聞いていたなら、この表現にならないのでは」

 問題の名古屋の店は、商品に“値札”がついていない。

YouTubeで木村さんがこちらの店に行った際、木村さんが“これはいくらくらいですか?”と尋ねると、店主は“いくらくらいまでなら出せますか?”と客を値踏みするような応対で、木村さんも微妙な表情をしていたように見えました。確かに古着は“時価”的な要素が強い商材ですが、人を見て値段を変えるような素振り、そう思われても仕方ないやり方は同業として本当にやめてほしい。今回の店も“120万円以上”だとか“80万円くらい”とか微妙な言い方をしている。値段がつけにくいことを逆手に取って、このような高級寿司店みたいなあこぎなやり方をする店も少なくないです」(前出・古着店店主)

 気に入って買ったのなら他人がとやかく言うことではないが、“事実”を知ったなら、松田は大先輩・木村に相談してみては……。

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