
前回からの続き。俺はジュンジ。息子のアオが2度アキラくんにキーホルダーをとられ、合計3個のキーホルダーを短期間でなくしたことについて、妻のキイは先生に相談するかどうか悩み、言えないでいました。たしかにお迎えの時間では、担任の先生と話をする時間もないし、他の保護者にも聞こえてしまう状況です。代わりにお迎えに行った俺は、事務室まで行き、ことの経緯を話すことにしました。


対応してくれた先生は、俺の発言に驚いたようですぐに園長先生を呼んできてくれました。アオの担任の先生も呼んでもらって、園長先生同席のもと話し合いをはじめました。
担任の先生が言うには、アオからキーホルダーがなくなった話は聞いたが、アキラくんが「自分のものだ」と言ったため、そのままになっていたとのこと。アオの言い分は信じず、アキラくんの言い分だけを信じたことについて俺は追及し「対応を求める」と、こちらの主張を伝えました。


するとアキラくんの保護者が、その日のうちに謝罪をしにわが家にやってきてくれたのでした。3つのキーホルダーと、菓子折りをもって。
|
|

警察に相談に行くと言ったのは、そのほうが幼稚園が早急な対応をしてくれると思ったからです。しかしそれでもなにも動いてくれないのなら、本当に行こうと思っていました。だって、外で物がなくなったのなら警察に行きますよね。それなのに子どものしたことになると、被害者が我慢しなければいけない理由が理解できませんでした。
ただキイは俺と違って、いつもまわりの人への気づかいや配慮があります。今回の行動も、自分が我慢すればという優しさからかもしれません。
私たちはこんなふうに違う性格です。でも夫婦なのだから、お互い得意な分野で助け合えばいいと思います。
原案・ママスタ 脚本・物江窓香 作画・かちこ 編集・石井弥沙
|
|