サウジ戦を欠場した三笘 [写真]=Getty Images
ブライトンのファビアン・ヒュルツェラー監督は、日本代表MF三笘薫がFAカップ準々決勝で出場する可能性を示唆した。28日、イギリス『スカイスポーツ』が伝えた。
日本代表に選出された三笘は20日、FIFAワールドカップ26アジア最終予選の第7節バーレーン代表戦に出場すると、2−0の勝利に貢献。8大会連続8回目のワールドカップ出場を決めた。しかし25日のサウジアラビア代表戦は、コンディション不良のためベンチ外となっていた。
一抹の不安を残し、所属元のブライトンに戻ることになったが、29日に行われるFAカップ準々決勝のノッティンガム・フォレスト戦の出場は問題ないようだ。指揮官を務めるヒュルツェラー監督は、前日会見で選手たちのコンディションについて問われると、「ルイス・ダンクとマット・オライリーは復帰できるだろう。2人とも明日の試合のオプションとなるだろう」と語った。
そして代表活動で長距離の移動を強いられたブラジル代表FWジョアン・ペドロと日本代表の三笘に関しては「彼らは今のところ順調で、試合に出場できると思う」と伝え、スタメン出場の可能性を示唆した。
勝ち進めばFAカップ準決勝を“聖地”ウェンブリー・スタジアムで戦うことになる。ブライトン指揮官は「もちろん重要な試合だが、他の試合と変わらない。我々はすべての試合で改善できるし、限界まで頑張る必要がある」と意気込みを示した。
三笘の所属するブライトンは日本時間30日2時15分から、FAカップ準々決勝のノッティンガム・フォレスト戦を控えている。
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