ペップが長期離脱中のロドリの状況を報告…クラブＷ杯の出場を望むも「間違った判断はしたくない」

　マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、スペイン代表MFロドリのFIFAクラブワールドカップ2025出場の出場を願いつつも、復帰を焦らない方向性を示した。28日、イギリス『TNTスポーツ』が伝えた。

　ロドリは昨年9月に行われたプレミアリーグ第5節アーセナル戦で、右ひざ前十字じん帯断裂のケガを負い、今シーズンの復帰は絶望と報じられた。そんなロドリだが、屋外でのトレーニングをすでに積んでるようで、グアルディオラ監督は「彼はピッチで非常にアクションをとっている」と話し、リハビリが順調に進んでいることを示唆した。

　記者から今夏開催されるクラブワールドカップにロドリが出場する可能性を問われると、同監督は「わからないが、（出場を）期待しているし、願っている」と回答。続けて「彼が明日にでもプレーできれば素晴らしいことだが、間違った判断はしたくない」と復帰に関しては慎重な姿勢を示し、「理学療法士とドクターの言うことを信じる。2週間だけ彼を起用して、その後長い間起用できなくなるのは避けたい」と語った。

　3月の初旬には個別トレーニングを始めたと報じられたロドリ。クラブワールドカップの開幕は6月15日と、約2カ月半に迫っている。マンチェスター・シティの心臓であるロドリが、今シーズン中にプレーする姿を見たいところだが、焦らずに見守りたい。