昨今の秋葉原の自作PCパーツ店では、ミドルレンジ〜ハイエンドグラフィックスカードの在庫の枯渇傾向が強くなっている。AMDの「Radeon RX 9070」も例外ではなく、前週よりも入手の困難具合が増している。
●Radeon RX 9070“無印”も在庫枯渇状態に その理由は?
2025年に登場したグラフィックスカードがじわじわと買いやすくなっているのは、先週のレポートの通りだ。事実、今週は「GeForce RTX 4070 Ti」を搭載するグラフィックスカードを普段通りに販売するショップを複数見かけた。
しかし、先週は比較的在庫が潤沢にあった「Radeon RX 9070」「Radeon RX 9070 XT」搭載グラフィックスカードは、すっかりその姿を消している。
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TSUKUMO eX.は「ゲームといえばRadeon RX 9000シリーズという評価が定まってきていますね。GeForce RTX 50シリーズの同等クラスと比べて割安ですし、もっと安価で済ますなら、『GeForce RTX 4070』以下を選ぶと線引きする人も増えてきていますから」と話す。
GeForce RTX 5080やGeForce RTX 4070 Tiを搭載するグラフィックスカードの在庫が比較的安定するようになってきたのも、そうした“すみ分け”の結果といえるかもしれない。
●ZOTACから白い「GeForce RTX 5080」カードが登場 デビュー価格25万円
先述の通り、GeForce RTX 5080を搭載するグラフィックスカードの入手性は改善している。新製品の入荷があるためだ。
今週はZOTACから3連ファンクーラーを採用した「GAMING GeForce RTX 5080 SOLID OC White Edition」が発売された。実売価格は25万円前後だ。
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白を基調に、ゴールドを差し色にしたオリジナルカラーのOCモデル。カード長は約329.7mmで、厚みは3.5スロット分となる。
入荷したオリオスペックは「少し前まではカラーは無関係に即売り切れとなりましたが、今回は(取材した金曜日夕方時点で)まだ普通に在庫があります。店頭でも尋ねられたら販売できる状況ですね」という。
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gooニュース サービス終了を発表(写真:ORICON NEWS)41
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