近年、スマホやSNSなどの普及により、映像を活用したコミュニケーションがさらに活発化するなか、キヤノンは、「EOS R SYSTEM」の強みを生かしながらさらにクリエイティブな動画機能を提供するミラーレスカメラの新シリーズ「EOS V series」として、APS-Cサイズミラーレスカメラ「EOS R50 V」を発売する。今後「EOS V series」は、動画撮影やライブ配信のニーズに応えるレンズ一体型カメラのシリーズ「PowerShot V series」とともに、「EOS/PowerShot V series」として、多様化する動画市場のニーズに応えていく。
APS-CサイズCMOSセンサーと映像エンジン「DIGIC X」の組み合わせにより、自然で美しい、被写体を際立たせるボケ表現を実現する。また、クロップなしの6Kオーバーサンプリングによる高画質な4K30P動画撮影に加えて、4K60P(crop)の動画撮影ができる。さらに、「EOS R SYSTEM」では初めてカラーフィルターを搭載し、シネマティックな映像表現を手軽に楽しめる一方で、「CINEMA EOS SYSTEM」にも搭載されている、用途に応じて画質調整が可能な「カスタムピクチャー」も搭載するなど、細部にこだわるクリエイターのニーズにも応える。
広角ズームレンズ「RF-S14-30mm F4-6.3 IS STM PZ」は、「RFレンズ」として初めてパワーズームを内蔵しており、一定速度でなめらかに被写体にズームすることが可能。「EOS R50 V」との組み合わせでは、カメラ側でパワーズーム操作を行うことができる。また、レンズのズームリングでのズーム操作も可能なため、自撮り撮影などを行う際にレンズ側から操作でき、画角調整が容易。ズーム速度はズームリングの回転角度に応じて低速と高速の2段階で行える。さらに、ズーム時に鏡筒が繰り出さない全長固定とすることで、カメラ全体の重心が変化しにくいため、バランス調整が重要なジンバル撮影時などでも、快適で安定した撮影を実現する。