キヤノン、動画撮影やライブ配信向け新シリーズ「EOS V series」から「EOS R50 V」を発売

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2025年03月29日 08:01  BCN+R

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「EOS R50 V」発売
 キヤノンは、映像表現の幅を広げたい動画クリエイター向けのAPS-Cサイズミラーレスカメラ「EOS R50 V」を5月下旬に、「RFレンズ」で初めてパワーズームを内蔵した小型・軽量なAPS-Cサイズカメラ用広角ズームレンズ「RF-S14-30mm F4-6.3 IS STM PZ」を7月下旬に発売する。

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●動画撮影しやすいモードダイヤルや縦位置の三脚用ねじ穴など

 近年、スマホやSNSなどの普及により、映像を活用したコミュニケーションがさらに活発化するなか、キヤノンは、「EOS R SYSTEM」の強みを生かしながらさらにクリエイティブな動画機能を提供するミラーレスカメラの新シリーズ「EOS V series」として、APS-Cサイズミラーレスカメラ「EOS R50 V」を発売する。今後「EOS V series」は、動画撮影やライブ配信のニーズに応えるレンズ一体型カメラのシリーズ「PowerShot V series」とともに、「EOS/PowerShot V series」として、多様化する動画市場のニーズに応えていく。

 「EOS R50 V」は、動画撮影中心のモードダイヤルや、縦位置での動画撮影のための三脚用ねじ穴、カメラ前面と上部の計2カ所に配置された大型の動画撮影ボタン、動画撮影中に赤色点灯するタリーランプなど、快適な動画撮影のための多彩な仕様を備え、操作性を高めている。また、ファインダーをなくすことで、動画向けアクセサリーとの親和性が高いフラットで直線的なデザインを採用しているほか、長時間撮影でも疲れにくい小型・軽量ボディーを実現している。さらに、放熱性の高い設計により、温度上昇に起因する撮影時間への影響を低減するなど、長時間の撮影やライブ配信にも適した仕様になっている。

 APS-CサイズCMOSセンサーと映像エンジン「DIGIC X」の組み合わせにより、自然で美しい、被写体を際立たせるボケ表現を実現する。また、クロップなしの6Kオーバーサンプリングによる高画質な4K30P動画撮影に加えて、4K60P(crop)の動画撮影ができる。さらに、「EOS R SYSTEM」では初めてカラーフィルターを搭載し、シネマティックな映像表現を手軽に楽しめる一方で、「CINEMA EOS SYSTEM」にも搭載されている、用途に応じて画質調整が可能な「カスタムピクチャー」も搭載するなど、細部にこだわるクリエイターのニーズにも応える。

 広角ズームレンズ「RF-S14-30mm F4-6.3 IS STM PZ」は、「RFレンズ」として初めてパワーズームを内蔵しており、一定速度でなめらかに被写体にズームすることが可能。「EOS R50 V」との組み合わせでは、カメラ側でパワーズーム操作を行うことができる。また、レンズのズームリングでのズーム操作も可能なため、自撮り撮影などを行う際にレンズ側から操作でき、画角調整が容易。ズーム速度はズームリングの回転角度に応じて低速と高速の2段階で行える。さらに、ズーム時に鏡筒が繰り出さない全長固定とすることで、カメラ全体の重心が変化しにくいため、バランス調整が重要なジンバル撮影時などでも、快適で安定した撮影を実現する。

 価格はいずれもオープン。

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