日本ハム・新庄監督 (C)Kyodo News ● 西武 0 − 2 日本ハム ○
<1回戦・ベルーナドーム>
リーグ制覇を目指す日本ハムが28日、西武との開幕戦に2−0で勝利した。
日本ハムは0−0の7回に清宮幸太郎の一発で先制すると、9回にレイエスのソロで追加点。投げては金村尚真が9回を一人で投げきり完封勝利。
新庄剛志監督は完封勝利の金村について「打てそうで、打てない。変化球のコントロールも良かったし、タイミングもしっかりね、ランナーがいないときもクイックしていたし。まぁ、打席に立っていないから、ちょっとわからないですけど。田宮(裕涼)くんのリードも良かった。(2000年生まれの)同級生ということでいろんな内容のあった話し合いをしてね。きょう、一緒に寝たらいいんですよ」と話し、報道陣を笑わせた。
終盤の一発で開幕戦を決めるイメージは「なかったです」という。「金村くんも点数をやらないと思っていたし、今井(達也)くんからもなかなか…。相手のミスかなんかで塁が進んで犠牲フライとかで1点入るかな、というイメージはしていましたけど」と指揮官は話した。
パワーが目立った開幕戦を終え、「あしたはきょうの逆でいくか…。ちょっとスピードも挟みたいと思うんですけど」と述べた新庄監督。「すべてがいいんで、ようわからん」。
新庄体制4年目。頂点を目指す「大航海」が始まった。
(取材=ニッポン放送アナウンサー・洗川雄司)