【フィギュア】66年ぶり4連覇へ「やばい涙が止まらない」坂本花織が全ジャンプ着氷で暫定首位

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2025年03月29日 10:43  日刊スポーツ

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世界選手権女子フリーで演技を披露する坂本花織(撮影・藤塚大輔)

<フィギュアスケート:世界選手権>◇28日(日本時間29日)◇第3日◇TDガーデン(米マサチューセッツ州ボストン)◇女子フリー



【ボストン=松本航、藤塚大輔】ショートプログラム(SP)5位と出遅れた坂本花織(24=シスメックス)が暫定首位に立った。


冒頭のダブルアクセル(2回転半ジャンプ)から順当に決めていく。3連続ジャンプこそ、わずかに出来栄え点(GOE)マイナスとなったものの、他は全て成功させ、フィニッシュ直後にガッツポーズ。氷上を歓喜雀躍し、中野園子コーチから「完璧」とたたえられた。


本場の満員の大会場で上演した「シカゴ」に万雷の拍手が降り注ぎ、場内インタビューでは「アイム・ベリー・ハッピー! センキュー・ソー・マッチ」と感謝した。


大逆転での66年ぶり4連覇へ。1960年まで5連覇したキャロル・ヘイス(米国)以来の快挙へ、続く選手の結果次第。首位のスケーターが座るリーダーズ席では「やばい、涙が止まらない」と感涙を流す場面もあった。


26日のSP終了時点で、首位のアリサ・リュウ(米国)と3・55点差あった。一方で1年前も4位から逆転しており「自分が満足な演技をすれば、自然と4連覇だったりがついてくると思う。まずはそこを重点的に考えたい」と地に足をつけて臨み、吉報を待つ。

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