俳優・アーティストの浅野忠信さんがアート個展を開催 膨大な作品の中から新作を含む200点以上を展示

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2025年03月29日 12:10  OVO [オーヴォ]

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俳優・アーティストの浅野忠信さんがアート個展を開催 膨大な作品の中から新作を含む200点以上を展示

 2024年に出演したアメリカ合衆国のドラマ「SHOGUN 将軍」で、「第82回ゴールデングローブ賞」のテレビドラマ部門 助演男優賞を受賞するなど、俳優・アーティストとして活躍中の浅野忠信さんが、自身のアート個展「TADANOBU ASANO EXHIBITION PLAY WITH PAIN(T)」を、4月2日(水)〜4月6日(日)の5日間、東京・伊勢丹新宿店 本館6階 催物場で開催する。

俳優としてのキャリアと並行しながらアート活動を精力的に続けてきた浅野さんは、俳優活動を続ける中で、“映画の長い待ち時間に無我夢中で絵を描くことで心を整えるようになった”という。特に2013年の映画『羅曼蒂ク消亡史』の撮影時には、異国の地で言葉や文化の壁に直面し、絵を描くことが自己表現の新たな手段となった。以来、1日1点、多いときは1日4、5点の作品制作を約10年間続け、今では3500点以上の作品数に。それらの作品によって浅野さんは、過去にはワタリウム美術館やパルコのアートギャラリーなどで個展を開催。2018年には自身の画集『error』をリトルモアから刊行し、多彩な表現の場を広げてきた。

今回の個展では、これまで描き続けてきた膨大な作品の中から選りすぐりの作品と、新作を含む200点以上を展示。さらに、これまで販売されることのなかった原画の販売も初めて実施する。浅野さんにとっては、伊勢丹新宿店での初の大規模個展となり、過去最大級のスケールとなる。

「絵やアートは感情との出会いであり、常に自分に必要なヒントを与えてくれる存在」と語る浅野さん。本展では、自身のアートの根底にある「PLAY WITH PAIN(T)=痛みと遊ぶ」をテーマに、感情の奥深くに潜むエネルギーがダイナミックに表現された作品群を展示する。

個展開催については、アトリエの倉庫に置かれた膨大な作品を見て、必要としてくれる人のそばに作品があったほうが良いと感じ、“けじめをつけたい”と思ったことがきっかけだという。「この場では、自由に、心のおもむくままに、感じてください。浅野忠信が描いた絵を、ただ、楽しんでください。すてきな出会いがあるとうれしいです」と、開催を楽しみにしている。

幼少期から描き続けてきた絵に対して「新たな気持ちで向き合いたい」と語る浅野さん。俳優・アーティストとしての枠を超え、彼が描き続けてきた“世界観”を、あなたもぜひ会場で体感してみては。個展は入場無料。開催時間は10時〜20時。4月2日(水)15時終了、4月6日(日)18時終了。


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