山本由伸、今季2戦目は5回2失点で降板　自己ワーストタイの2被弾もメジャー初の二桁10K　打線は5回まで無得点と援護なし

■MLB　ドジャース ー タイガース（日本時間29日、ドジャー・スタジアム）

ドジャースの山本由伸（26）がタイガースとの第2戦に先発登板し、5回91球を投げ2失点で降板。

初回は2者連続三振を奪うなどピンチを凌ぐも2回と3回にソロ本塁打を浴び自己ワーストタイの1試合2被弾。だが5回までメジャー自己最多の二桁10奪三振を奪った。打線は4回までノーヒット、5回にこの試合初ヒットが出るも無得点で援護できず。

立ち上がりは1死一、三塁と走者を背負うも4番・S.トーケルソンにはツーシーム、5番・C.キースにはスプリットで2者連続の空振り三振を奪い無失点に凌いだ。

0ー0で迎えた2回、1死走者無しで7番・D.ディングラーにカウント1ボール2ストライクからの4球目、スプリットを捉えられ打球はセンター方向へ。ソロ本塁打となり先制点を許す。さらに3回にはこの回先頭の1番・G.トーレスに2ボール1ストライクからの4球目をレフトスタンドに運ばれこの試合2本目の被弾で0ー2とリードを与えた。

中盤に入り4回、5回はストレートを中心に立て直した山本。メジャー初の10奪三振を奪う力投で5回被安打5、奪三振10、四死球2、失点2でマウンドを降板。打線は6回に2番・M.ベッツにチーム初ヒットが飛び出すと3番・F.フリーマンが2ラン本塁打を放ち同点に追いついた。

1番・DHで先発出場の大谷翔平（30）は1回に四球で出塁するも6回まで無安打に倒れている。

山本はカブスとの開幕シリーズでメジャー初の開幕投手として登板し、5回72球を投げて、被安打3、奪三振4、四死球1、失点1とゲームを作る粘投を披露。日本人選手で4人目となる開幕戦での白星を挙げている。