大阪・関西万博(4月13日開幕)の日本館の名誉館長を務める藤原紀香(53)が29日、会場の夢洲(ゆめしま)(大阪市)で行われた開館式に出席した。
赤いスーツの胸元に白い花を配したコーデで登場した藤原は「日本館を何度も訪れていますが、来るたびに万博が誇らしく、帰ることが後ろ髪を引かれる。また早く来たいという思いになる」と気持ちの高ぶりを明かした。
政府が出展するパビリオン「日本館」は、「いのちと、いのちの、あいだに」をテーマに、1つの「循環」を創出する。
日本館の“顔”として「日本のものづくり、日本の誇るテクノロジーを融合させた展示には多くの発見や気づきがある。多くの来場者とシェアしていきたい」と意気込みを語った。
日本館の目玉の1つとしては世界最大級の火星隕石(いんせき)「火星の石」が初めて一般公開される。70年大阪万博ではアポロ計画で宇宙飛行士が持ち帰った「月の石」が展示されたアメリカ館には見物客が殺到した。
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00年に日本の観測隊が南極で発見した火星の石について「大阪万博で月の石があったから次は火星の石だという簡単なことではなく、火星の石の中には水がなければ生成しない鉱物が見つかった。火星には命が生まれているかもしれないというロマンがあふれている」と熱く語った。
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