G大阪FWジェバリが量産体制へ! 開幕7戦3発で早くも“昨季超え”「日々磨きをかけて準備していきたい」

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2025年03月29日 19:37  サッカーキング

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2得点を決めたG大阪FWジェバリ(中央)[写真]=J.LEAGUE
 明治安田J1リーグ第7節、ガンバ大阪はアルビレックス新潟と対戦した。1点ビハインドで迎えた後半アディショナルタイムに猛攻を仕掛けると、相手のハンドで得たPKを宇佐美貴史が冷静に沈め、3−3の劇的ドロー決着。ダニエル・ポヤトス監督は「前後半で大きく違った試合になったと思います。オープンな展開の中、最後まで戦う姿勢を見せて追いつけたことは良かった」と敵地での勝ち点1を前向きに捉えた。

 最前線のポジションで4試合連続スタメンとなったFWイッサム・ジェバリは2得点をマークし、勝ち点1獲得の立役者に。「個人としては2得点できたので、すごく大きな収穫がありました。ハラハラする展開でドローという結果になりましたが、改めてJリーグはどのチームがどのチームを破ってもおかしくない。拮抗したハイレベルなリーグだとつくづく感じました」と振り返った。

 まずは43分、佐々木翔悟が持ち上がりファン・アラーノへ縦パスを通す。このパスが相手DFに当たり、ゴール方向へと流れたボールをジェバリは見逃さなかった。GK藤田和輝との1対1を制し、ゴールネットを揺らした。後半に入り67分には右サイドから攻撃を仕掛けると、アラーノの折り返しをジェバリがワンタッチで合わせてゴール左下へと流し込む。どちらもアラーノとの連携で奪ったゴールとなった。「アラーノとは旧知の仲です。ラストパスのセンスがあるし、自分はそのパスに合わせることができると思っている。お互いを知っているのが大きい」と話した。

 一昨季にG大阪に加入したジェバリは、リーグ戦29試合で5得点を記録。昨季は出場機会を減らし、リーグ戦18試合2得点だった。今季は第7節終了時点で“昨季超え”を達成。Jリーグキャリアハイ更新へ、視界は良好だ。「サポーターからの期待も感じますし、より多く得点を決めたいと思っています。日々磨きをかけて準備していきたい」とジェバリ。「集中力を切らさず、ブレずに準備を続けてきました。チームが必要な時に助けになれるように。これからも続けていきます」と今後を見据えた。

取材・文=三島大輔(サッカーキング編集部)

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