魚が1匹も釣れない「ボウズ」続きでも、諦めずに挑み続けた夫婦の釣り動画がYouTubeに投稿されました。動画の再生数は、記事執筆時点で3万4000回を超えています。
●釣れない日が続く
動画が投稿されたのは、YouTubeチャンネル「釣り好き夫婦の日記」。投稿者であるお母さんが、お父さんからレクチャーを受けつつ夫婦で釣りを楽しむ様子を伝えています。
今回のターゲットはヒラメ。降雪真っ最中のため周囲には誰もおらず、釣り場は貸し切り状態です。人一倍寒がりというお父さんは、寒さに耐えながら餌であるアジを針にしかけて釣りを開始しました。
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相手が食いつくのを待っている間に雪はやみ、雲間から青空が見えてきました。しかし、寒いことに変わりはないため車内へ移動。さらに待ってみたものの残念ながらアタリは来ず、ボウズの記録を更新してしまいました。
ボウズ続きの状態で2025年のヒラメ釣りは通算6日目に突入しました。今は餌となる小魚も捕まえにくい状況らしく、他の釣り人と談笑したり、目の前の釣り竿を眺めたりする内にどんどん時間は経過。目の前に海は広がっているものの、魚たちはまるで消えてしまったかのように全く食いつかず、この日も釣果なしという結果に終わりました。
●7回目のチャレンジ!
悔しい思いをしながらも、夫婦は7回目のヒラメ釣りに挑戦。さまざまな釣り方を試していきますが、やはり状況は厳しくアタリが来ません。
釣れないのは他の釣り人も同様で全員釣果はゼロ。周囲にいた人たちは手ぶらで帰っていきました。
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夫婦も食事休憩に入ろうとしたところで、3本セットした中の右端の釣り竿が大きくしなりました。ついにアタリが来たのです! お母さんは「久しぶりにジリジリ聞いた」と大興奮しています。
お父さんがいつでも右端の竿を引けるように準備していると、今度は真ん中の竿が揺れ始めました。緊張しながらお父さんは真ん中の竿を握り合わせに入ると、「何かいる」と手応えを報告。お母さんは急いでタモを用意します。
●うれしさのあまり……
7日目にして釣り上げたのは大きなコチ。寒い季節に何日も頑張った成果を前に、お母さんは感激のあまり号泣してしまいました。撮影のため持っていたカメラを定位置に戻し、「良かった〜。マジで良かった」「やっと釣れた〜」と安堵(あんど)しています。
ヒラメは釣れませんでしたが、長期間にわたるボウズ状態を脱した夫婦。コメント欄には、「良型マゴチ!! お見事です」「執念の貴重な1匹でしたね お父さんの気合、お母さんの感涙! 十分伝わってきました」「見てるこっちもうれしくなりました」「すてきなご夫婦ですよね」「お母さんの涙にお父さんの反応に笑ってしまいました」「お母さんの気持ちを察します」などの感想が寄せられています。
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この他にも同チャンネルでは、イシダイやクエなどを釣るべく車中泊をする動画や、シンプルな仕掛けでタイを釣り上げる様子などを公開しています。
動画提供:YouTubeチャンネル「釣り好き夫婦の日記」さん
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