ベティスに所属するイスコ [写真]=Getty Images ベティスに所属するMFイスコがスペイン代表について語った。28日付けでスペイン紙『マルカ』が伝えている。
無所属の期間も経て2023年7月にベティスへ加入したイスコは、チームを牽引する活躍を見せており、2019年6月以来のスペイン代表復帰も期待されている。しかしながら同代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督は、今月21日と24日に行われたUEFAネーションズリーグ準々決勝オランダ戦のメンバーにも、イスコを選出しなかった。
このことについて同選手本人は取材に応じた際、「どんな選手にとっても、自国の代表でプレーすることは最大の喜びの一つだ。僕は日々努力を続けているし、これまで何度も言ってきたように、代表に呼ばれるのは夢のひとつだ。でも競争は激しく、優れた選手がたくさんいるのも事実なんだ」とコメント。
また「ルイスが決定権を持っていて、彼の判断に文句を言うことはできない。彼はEUROとネーションズリーグを制し、今回はベスト4にも進出している。彼の選択を尊重するしかないし、理解できる。何も問題はない。僕は毎日ピッチで自分の情熱を示し続けているし、それは決して失われることはないんだ。ベティスで良いパフォーマンスを続ければ、もしかしたらまた扉が開くかもしれない。でも、それに執着はしていない。本当に何も問題はないよ」と冷静に語った。
そしてベティスでの現在について「僕は本当に満足していて、とても幸せだ。それはピッチ上にも表れていると思う。ここでは素晴らしいチームとクラブに出会い、ファンの愛情をすごく感じているんだ。仕事をする環境が健全で良好であれば、何もかもが上手くいくものだ」と充実感を語ると、「僕は2027年まで契約がある。今この瞬間に言えるのは、『ここで引退できたら最高だ』ということ。でも、サッカーでは何が起こるか分からない。大事なのは、今が満足していて、幸せであり、クラブに対して強いコミットメントを持っていることだ。一緒に成長を続け、引退の時が来るまでに素晴らしいシーズンを過ごせることを願っている」と、未来についても前向きな姿勢を示した。