自作PCを何台も組んできた人が、PCデスクのDIYに挑戦! YouTubeで公開されたこの動画の再生数は、記事執筆時点で4万回を超えています。
●デスクも自分で作ろう
動画を投稿したのは、ゲーミングPCが大好きな「すけこむ」さん。数年にわたって使い込んだPCデスクに代わる物を探す過程で“せっかくだからDIYに挑戦しよう”と考えたそうです。
20キロ超の重いPCを乗せるため、デスクのサイズは横幅140センチ、奥行き70センチに決定。木目のデスクにしたいので、天板の素材にはウォールナット(クルミ)の集成材を使うことにしました。
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木材はオーダーカットをしてくれる通販サイトで購入。板の厚さは3段階の中で最も分厚い30ミリにしました。出費をおさえるため加工と塗装は自分で行います。
天板を注文するのに合わせてデスクの脚とケーブルトレー、モニターアームも購入。自分のデスクの使い方や破損した際のことを考慮し、脚は昇降デスクで使われるような可動式ではなく、耐荷重に優れた“ゴツい物”を選びました。
●研磨して塗装
天板の重さはなんと20キロ! ケガをしないよう注意しながら、紙やすりを挟める道具「ハンドサンダー」を使い、指でさわっても痛くない程度に全ての角を落とします。
角を落としたら次は天板の裏面の塗装。ハンドサンダーで裏面全体をやすりがけし、削りカスなどを除去したら、オイルを塗ります。
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15〜30分放置して乾かしたら布で余分なオイルを拭き取り、さらに乾燥させてから脚の取り付け位置を決めます。なお、この作業で使用した布を処分する際は、安全のため水にひたしてから捨てるよう呼びかけています。
細いドリルで下穴をあけた後、手持ちの電動ドライバーで穴を拡張。すけこむさんによるとここが今回最大の失敗だったらしく、パワー不足で穴あけ作業にとても時間がかかったそうです。次回DIYする際は必ず電動のドリルドライバーを購入するとのこと。
脚とケーブルトレーの取り付けが終わったので、次は表面の塗装。裏とは異なり手が触れる場所のため、より細かいやすりで丁寧に研磨します。
薄くオイルを塗ったら耐水ペーパーで再びやすりがけ。全体を研磨したところでもう一度オイルを塗り、時々ウエスで拭き取りながら丸一日かけて乾燥させます。
●乾燥させたら……
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完成したデスクの表面はとても滑らかな手ざわり。新PCデスクは自分で作ったこともありとても愛着が湧くそうで、高級家具のような質感で満足度の高い仕上がりとなりました。
コメント欄には、「これはいいデスクですね。ウォールナットは堅いし、手ざわりもよくて最高ですね」「落ち着いた大人のデスクって感じで素晴らしい仕上がり」「DIYはいいぞ…形状までこだわると沼が深い」などの感想が寄せられています。
この他にも同チャンネルでは、PCの冷却効率を検証したり、各メーカーのパーツ性能を比較したりする動画などを公開しています。
動画提供:YouTubeチャンネル「すけこむの動画」さん
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