
「今の仕事に飽きてきたし、60代からでも起業してみたい」
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「ただ、起業したいとはいっても、特別なスキルがあるわけではない…」
引退後や高齢になってからでも起業にチャレンジしてみたい方も多いのではないでしょうか。とはいえ、特別なスキルがないと思っており、起業できるのか不安な方もいるでしょう。
「60代」「未経験」「資格やスキル無し」でも起業は可能です。未経験の60代におすすめの事業や、60代からの企業でやってはいけないことをみてみましょう。
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未経験の60代でも起業はできる!おすすめの事業3選
60代の皆さまには、たとえ特別な資格や職歴がなくとも、豊富な社会経験や積み重ねてきた広い知見があるでしょう。それらを武器にできれば、60代での起業も可能です。
ここでは、具体的な起業のアイデアを記載します。
▽1:ワークショップ業
未経験の60代の起業におすすめの事業1つ目は、ワークショップ業です。ワークショップとは、参加者が主体的に課題解決に向かう体験型の講座です。
ワークショップ業なら、これまでの趣味や人生経験を活かし、それを多くの人に伝えられるため、やりがいや社会的意義も大きいでしょう。
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▽2:カウンセリング業
60代からの起業におすすめの事業2つ目は、カウンセリング業です。カウンセリング業は、仕事や家庭に関する悩みなど、さまざまな問題解決のサポートをする仕事です。
豊富な人生経験や、その多様な価値観を存分に活かしやすいでしょう。また、自宅の空いているスペースやオンライン上でも実施できるため、コストを抑えやすいです。
▽3:レンタル業
60代からの起業のおすすめの事業として3つ目に紹介するのは、レンタル業です。現代では土地はもちろん、家具や家電、本や余っている部屋などさまざまな資産でレンタルビジネスが可能です。
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既に持っている資産で繰り返し収益をあげられるうえに、アイデア次第で多種多様な商品を展開できます。
60代からの起業でやってはいけないこと2つ
60代からの起業では、やってはいけないこともいくつかあります。ここでは、60代からの起業においてやってはいけないことを2つピックアップして紹介します。
▽1:貯蓄を削りすぎてしまう
60代からの起業で、貯蓄を削りすぎないよう注意しましょう。いつまでも健康でエネルギッシュに働き続けたいものですが、人生は何があるかわかりません。有事の際に資金不足に陥ってしまうと元も子もありません。
60代からの起業は、貯蓄を確保したうえで余剰資金で行うのが理想的です。
▽2:インターネットやSNSを毛嫌いしてしまう
60代からの起業で、インターネットやSNSを毛嫌いしてしまうのも考えものです。現代のビジネスでは、インターネットやSNSはもはや必需品といえます。苦手意識がある方も、毛嫌いせずに可能な限り活用することで、ビジネスに活路を開けるようになるでしょう。
はじめは苦手意識を持つかもしれませんが、ぜひ使い方を学んで活用してみてください。
◇ ◇
「60代」「未経験」「資格やスキル無し」でも起業は可能です。これまでの経験を活かせる業種もあります。また、やってはいけないこともあるため、注意しましょう。
仕事を通して社会との接点を持ち、豊富な経験を活かして社会貢献することは非常に素敵なことです。自分に合うスタイルを見つけて、新たな一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
【監修】瀧澤亮(たきさわ・りょう)2級ファイナンシャル・プランニング技能士
Webライター・ディレクター。将来を見据え、保険や年金のことを詳しく知り活用したいとの思いからFP資格取得を決意。現在FP2級を取得し、上位級も勉強中。Webライター・ディレクターとして、お金に関する記事の執筆やディレクション・監修を担当している。
(まいどなニュース/もくもくライターズ)
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