58年も放置されていた古いポルシェを洗車のプロがきれいにする動画が、YouTubeで「なんと美しいクルマ」「これは傑作」などと反響を呼んでいます。
●半世紀も放置されていたポルシェ
動画を投稿したのは、さまざまなクルマを洗車するシリーズで人気の海外YouTubeチャンネル「WD Detailing」。今回は1960年代に製造されたポルシェ 356 SCというヴィンテージカーが登場。ポルシェにとっては初めての量産車である356シリーズの最後期に開発されたハイスペックモデルです。
本来であれば博物館などで展示されていてもおかしくない希少なクルマですが、ガレージの中で58年ほど放置されていたといいます。メーターには1万7700マイル(約2万8400キロメートル)が刻まれていました。
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貴重なヴィンテージカーを美しい姿に戻すため、洗車のプロたちが腕をふるいます。まずはボディー全体に積もったホコリなどの汚れを落とすために高圧洗浄機や洗剤を使って洗い、タイヤ・ホイールも洗剤とブラシできれいにします。
車体後方に設置されているエンジンルームを開き、掃除機でホコリやゴミを吸い取ってから、洗浄液と布を使って汚れを拭き取っていきます。頑固な汚れはスチームクリーナーを使って、慎重に作業を進めていきました。
●レトロな車内もピカピカに
外装がきれいになったら、次は車内の掃除に取り掛かります。シートやボロボロになったフロアマットは取り外して、フロア全体に掃除機をかけていきます。取り外したシートやマットは洗剤と電動ブラシで洗います。
ドアやシフトレバー、大きなステアリングなどは洗剤を吹きかけてやわらかいブラシを使って隅々まできれいに。タオルで汚れごと洗剤を拭き取って、ピカピカに仕上げます。
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最後に窓ガラスやホイールなどを磨き上げると、ホコリまみれの状態で58年も放置されていたとは思えないほどきれいに。真っ赤なボディーが鮮やかな色味を取り戻しましたね!
ピカピカに仕上げられたポルシェ 356 SCに対して、YouTubeのコメント欄には「なんと美しいクルマでしょう」「これは傑作だよ」「本当に素晴らしい!」「これまで紹介されたクルマの中で、最もクールで象徴的なクルマです」といった反響が寄せられています。
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