
家計が苦しかったと回答したのは47.7%
アンケートの結果、2024年の家計状況を振り返って「家計にゆとりがあった」と回答したのは14.0%で、「家計が苦しかった」と回答したのは47.7%でした。
2025年の家計はどうなりそう?
さらに、2025年(今年)の家計はどうなりそうかという質問では、「家計にゆとりができそう」が13.4%、「家計が苦しくなりそう」が43.5%となっており、半数近い家庭が厳しい家計状況になることを予想しています。
この質問の自由回答では、次のようなさまざまな声が寄せられていました。
「今はゆとりがあるが、今後については不安もある」(40代・派遣社員)
「ムリして収入を増やそうとは思わない。上手に使うことを考えたい」(50代・今は働いていない)
「最低賃金が上がっても、103万の壁がなくなっても、苦しいものは苦しい」(50代・派遣社員)
「地方の時給はどうしてこんなに低いのか不満しかない」(50代・派遣社員)
「お給料が上がらないのに物価が上がり辛いところです。節約して乗り切ろうと思っています」(60代・パート/アルバイト)
収入を増やすとしたら、どんな方法を選ぶ?
次に、本業以外で家計のために収入を増やすとしたら、どんな方法を選ぶかという質問(複数回答可)では1位が「ポイントをためる」(42.0%)でした。
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今回の調査では、多くの主婦・主夫が家計の厳しさを感じていることが明らかになりました。収入を増やす方法としては、ポイ活など気軽に始められるものに加え、本格的に収入を増やそうと副業を考えている人も多いようです。
2025年に入ってからも企業の値上げが相次ぎ、物価の上昇が続くことが予想されます。今後、柔軟な働き方や賢い家計管理がますます重要になりそうです。
■調査概要
調査対象:仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層、715名
調査期間:2024年11月26日(火)〜12月8日(日)
調査方法:インターネット調査
(出典)
2025年の家計と収入:本業以外の収入増、7割が「副業」を選択
(文:All About 編集部)