UFC参戦を報告した堀口恭司 (C)ORICON NewS inc.■『RIZIN.50』(30日・あなぶきアリーナ香川)
休憩時間にUFC参戦を発表した堀口恭司が、全試合終了後にメディアインタビューに応じ、「UFCのチャンピオンベルトを早く巻きたい」と意欲を語った。
【インタビュー動画】堀口恭司「UFCのベルトを早く巻きたい」王者パントージャvs.朝倉海も改めて分析 2013年からUFCに参戦し、フライ級タイトルマッチに挑戦するなど実績を積み重ねてた堀口。17年からRIZINに戦いの場を移し、世界基準の圧倒的な強さを見せつけることでRIZINのクオリティを向上させ、日本における格闘技人気に大きく貢献した。
そんなRIZINでスターになった朝倉海が昨年からUFCに参戦し、堀口も過去にKO負けしたセルジオ・ペティスとのリベンジ戦に勝利したことから、UFC参戦への希望を公言。RIZINの協力も得てUFCと契約することになった。
正式決定は最近だったようで、試合の時期も「具体的には決まっていなくて、年内という感じですね」と未定なことも多い。それでも「RIZINさんもすごく手助けしてくださった」と感謝し、RIZINファンの前で最初にUFC参戦を自ら報告した。
堀口が戦うUFCフライ級は、所属ジムのATTでともに練習するアレシャンドレ・パントージャがベルトを持つ。タイトルマッチになれば同門対決となるが「俺がUFCに行ったらお前をぶっ飛ばすからなって言うと、いつでも来いよって言われる」とやり取りを笑顔で明かし、支障はないようだ。
そのパントージャのベルトに昨年12月に朝倉海が挑んだが、2ラウンドでパントージャが一本勝ちした。その試合について改めて感想を聞かれると「正直に言うと、海くんが(RIZINで戦っていたバンタム級ではなく)フライ級に下げて動けると思ってなかった。実際にいつも通りの動きができてなかったじゃないですか」と予想していたことを明かした。
最後に、RIZINファンに向けて「しっかりUFCに行ってベルトを巻いてくるんで、応援よろしくお願いします」と約束した。
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