氷河期世代は「給料13万、ボーナスなし」、バブル世代は「内定前に海外旅行」―― 「羨ましかった」と語る男性

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2025年03月31日 06:20  キャリコネニュース

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バブル崩壊後の1990〜2000年代に就職活動をしていた人たちは氷河期世代と呼ばれる。最も厳しかったと言われる時代の就活を知っているだろうか。

埼玉県に住む48歳の男性(医療・福祉・介護/年収350万)は1998年に卒業し、

「10社ぐらい受けた。ほとんど親のコネで就職が決まった時代。親のコネがない人間はとりあえず求人があれば全部応募する感じでした」

と回想した。(文:永本はな)

面接官「お前らなんかに時間を割く時間がもったいない」

一方で5歳年上の「バブル世代」から、

「学歴なくても就職できてた」
「就職面接行くだけで交通費がもらえた」
「内定前には海外旅行に連れて行ってもらってた」

と聞き、「うらやましかった」という男性。そう思うのも無理はないだろう。氷河期世代の就活は想像以上に酷なものであった。

「正社員の募集なのに、給料が13万なんてところもあった。しかもボーナスなし。サビ残毎日」
「求人面接に行ったら、面接官に『会社を守るのに必死でお前らなんかに時間を割く時間がもったいない』と言われていた」

男性は「じゃあ何で求人出してるの?」といつも不満に思いつつも就活を頑張っていたようだ。

「私たち氷河期世代は政府の失策の犠牲者です。国から優遇や救済措置をもらいたいです」

※キャリコネニュースでは「氷河期世代の受難」をテーマに投稿を募集中です。回答はこちらから。https://questant.jp/q/QL67X1YI

このニュースに関するつぶやき

  • そう、なので就職氷河期世代はそれを逆手に取って、自分の趣味ややりたい仕事そして自由になる方法を探すべくフリーターしていたほうが幸せなくらいだと悟った。
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