鉄腕アトムが万博に登場 生まれ変わった「ネオアトム」 パビリオンでショートムービー上映

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2025年03月31日 11:00  まいどなニュース

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「ネオアトム」©Tezuka Productions

4月13日に開幕する大阪・関西万博で、「鉄腕アトム」が新たな姿で登場する。「ネオアトム」と名付けられたこのキャラクターは、パビリオン「PASONA NATUREVERSE」のナビゲーター(案内役)として登場。手塚プロダクションとコラボした特別ショートムービーが上映される。

【写真】大阪万博のパビリオンに登場する「ネオアトム」

ネオアトムは、ブラック・ジャックの手によって再生された新たなアトムという設定だ。12歳の子どもと同程度の身体能力を持つが、全身はメカニカルパーツで構成されている。しかし心臓には人間の細胞から作られたiPS心臓が使われており、寿命が存在する。この設定によって、ネオアトムは生命の尊さを理解し、感謝の気持ちを持つ存在として描かれる。

パビリオンでは、その誕生を描いた特別ショートムービー『ネオアトム誕生』が上映される。物語は、スペースコロニーがAIの誤作動により太陽へ向かってしまう危機的状況を、アトムが自己犠牲によって救う場面から始まる。そして長い年月を経た後、ブラック・ジャックによる手術でアトムがよみがえるという展開だ。ムービーの音楽は作曲家の千住明さん、ナレーションは歌手の平原綾香さんが担当した。

同パビリオンでは、ネオアトムとともに、iPS心臓や最先端医療・食を紹介する「からだ」ゾーン、生命の進化を表現する巨大な樹がそびえる「いのちの歴史」ゾーン、人が生き生きと働き、支え合う社会を目指す「こころ・きずな」ゾーンが展開される。

また、パビリオンのテーマソングも千住明さんが作曲、平原綾香さんが歌唱を担当。千住さんは、過去の鉄腕アトムのメロディーを取り入れつつ、新たな楽曲として再構築したと語っている。

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