画像提供:マイナビニュースコスモエネルギーホールディングスのグループ会社であるコスモ石油マーケティングは2月17日、名鉄グループの知多自動車学校が教習用で使用するトラック等車両に国が定める軽油の規格を満たした国産バイオディーゼル「コスモCF-5」を納入し、試走を経て正式に供給を開始した。
○■教習用車両におけるバイオ燃料の使用は愛知県内で初の取り組み
「コスモCF-5」の精製・製造は、名鉄グループで排出された廃食用油を原料の一部に使用。知多自動車学校は教習用車両の燃料として「コスモCF-5」を導入することで、循環型の地域価値の向上を実現する。
今回の供給は、コスモエネルギーグループが掲げる「Vision 2030」の「次世代エネルギー拡大」と、名鉄グループが掲げる「地域価値の向上に努め、永く社会に貢献する」という理念の合致に伴い実現したもの。なお、教習用車両におけるバイオ燃料の使用は愛知県内で初の取り組みとなる。
「コスモCF-5」はコスモ石油が精製・製造した軽油にレボインターナショナルが長年のノウハウと独自技術により安定した品質の確保と供給実績を積み重ねている「C-FUEL」を5%混合したバイオディーゼル燃料。原料の一部に使用されている名鉄グループの廃食用油は名鉄エリアパートナーズが回収の手配をしている。(エボル)