犬は人間に対して従順なイメージがあります。飼い犬ともなればなおさらです。厳しく訓練せずとも、お手くらいなら素直に応えてくれるでしょう。
……そう、思っていました。Xユーザーの「チワレンジャー」さんが飼っている、チワワの「レアちゃん」を見るまでは。
このほどチワレンジャーさんがXに投稿したのは、愛犬のレアちゃんにお手を拒否される自身の姿を収めた画像です。
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お手の形に差し出した左手の先、レアちゃんは「お手?ふんっ、興味ないね」といった声が聞こえてきそうなほどしっかりそっぽを向いています。目を閉じ、唇もきゅっと結んで、完全な拒否姿勢です。奥にいる別のチワワ・タルトちゃんの、一歩引いた感じの静かな眼差しも、いい味が出ています。
いや、まさか。ワンちゃんがそんなそっけない態度をとるはずがない。たまたまお手に気がついていないだけなんじゃ。そう思った筆者ですが「意図的に無視しているようでした」とチワレンジャーさん。「とにかくこちらと目を合わせないようにしていました」とのこと。
背景を知ると余計に寂しさを覚える1枚ですが、綺麗な白い毛並みを持つレアちゃんが醸し出す気高い雰囲気のためでしょうか、憎たらしさは皆無。圧倒的な美しさが勝ちます。チワレンジャーさんも「ショックですが仕草が可愛かったので許してしまいました笑」と話しています。
普段からレアちゃんはこんなそっけない子なのでしょうか。チワレンジャーさんにうかがってみると「普段はオヤツがあれば(お手を)してくれます」とのこと。ただ、画像の端にいるママさんの場合は、オヤツがなくても応えてくれるそうで、待遇には少し差がある様子です。
しかし昔の偉い人は言いました「捨てるワンちゃんあれば、拾うワンちゃんあり」。レアちゃんからは切ない待遇を受けてしまったチワレンジャーさんですが、その後、奥のタルトちゃんの方がお手をしに来てくれた様子です。
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チワレンジャーさんは投稿のリプライ欄にて「レアはしてくれませんでしたがこの後タルトが同情してお手してくれました笑」という喜びのコメントとともに、元気に前足を伸ばすタルトちゃんの画像を投稿しています。
しかしタルトちゃんはタルトちゃんで「やらないなら私がお手してオヤツをもらう!」という雰囲気だったそう。お手しながらも「オヤツを探してるような顔」をしていたとのことで、やっぱり、どこか寂しさの残る扱いを受けるチワレンジャーさんなのでした。
<記事化協力>
「チワレンジャー」(@Chihua_ranger)
(ヨシクラミク)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By YoshikuraMiku | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025033104.html
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リュウジ ほっかほっか亭に苦言(写真:ORICON NEWS)119
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