フジ・メディアHD、第三者委員会の調査報告書公表 390ページ超・中居正広氏らのやり取り詳細が事細かに綴られる

【モデルプレス＝2025/03/31】株式会社フジ・メディア・ホールディングス（FMH）は3月31日、フジテレビと中居正広氏をめぐる問題についての第三者委員会の調査報告書を受領したとし、公式サイトにて公表した。

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◆フジ・メディアHD、調査報告書公表

同社は「当社及び当社子会社の株式会社フジテレビジョン（以下、『フジテレビ』）は、2025年1月23日付『第三者委員会設置のお知らせ』にて公表のとおり、利害関係を有しない弁護士で構成する『第三者委員会』を設置し、調査を進めてまいりました」とし、「本日、第三者委員会より、当社及びフジテレビジョンの取締役会において、調査報告書を受領いたしました」と報告。「第三者委員会の調査結果につきましては、添付の『調査報告書』（公表版・要約版）をご覧ください」と、「公表版」「要約版」の2つの調査報告書を公表した。

報告書は、公表版、要約版合わせて390ページ超。調査の概要や事案の報道への対応、類似のハラスメント事案についてなど、全9章にわたって構成されている。

報告書内には、2023年5月に行われたという中居氏所有のマンションでのBBQに被害女性が参加する経緯となった、中居氏と同局プロデューサーのやり取りなどが事細かに記載されている。

◆フジテレビ、1月に第三者委員会設置

中居氏は1月9日、女性とのトラブルをめぐって声明文を発表し、示談が成立したと報告。このトラブルにフジテレビ社員が関与していたと報じられ、港浩一社長が17日に出席者を限定し、緊急記者会見を実施。調査委員会の設置や当事者女性への当時の対応などを発表していた。その後、同月27日にオープンな形で再度会見を開き、記者約400人が殺到。会見時間は10時間半に及んだ。第三者委員会は、1月23日にFMH、及びフジテレビジョンにより設置された。（modelpress編集部）

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