大阪府忠岡町発注の公共工事の入札情報を事前に漏らしたとして、杉原健士町長(64)が官製談合防止法違反などの容疑で書類送検された事件で、大阪維新の会の吉村洋文代表(府知事)は31日、報道陣の取材に対して「絶対にあってはならないことで、辞職すべきだ」と述べた。
杉原町長は2024年に入札があった町道舗装など4件の工事で、町内の建設会社役員ら4人に最低制限価格などを漏らしたとして25日に府警に書類送検された。
維新の聞き取りに対して、杉原町長は「軽率なことをした」などと情報漏えいの事実を認め、近く町長を辞職する意向を示したという。維新は3月29日付けで杉原町長を除名処分とした。【藤河匠】
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