画像提供:マイナビニュース 2005年、テレビアニメ『ドラえもん』で3代目・ジャイアン役に抜擢され、声優デビューした木村昴。アニメのみならず、吹き替え、ゲーム、ナレーションでの活躍、そして『おはスタ』メインMC、劇団「天才劇団バカバッカ」主宰、ラッパー、落語家と多彩な顔を持つ人物です。
今回は、木村昴が演じたキャラクターについて、マイナビニュース会員503人にアンケートを実施しました。結果をランキング形式でご紹介します。
木村昴が演じるキャラクターランキング
木村昴が演じる「好きなキャラクター」をマイナビニュース会員503名に聞きました。
1位:剛田武(ジャイアン)『ドラえもん』(48.7%)
2位:桜木花道『THE FIRST SLAM DUNK』(11.4%)
3位:東堂葵『呪術廻戦』(8.5%)
4位:ペッシ『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』(2.9%)
5位:ムキムキねずみ『鬼滅の刃』、天童覚『ハイキュー!!』、バイス/仮面ライダーバイス『仮面ライダーリバイス』(2.4%)
8位:ラキュア 『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』(1.3%)
9位:高倉冠葉『輪るピングドラム』、林田春樹(パーちん)『東京リベンジャーズ』、寺坂竜馬『暗殺教室』、雷電為右衛門『終末のワルキューレ』、池内ヒロト『池袋ウエストゲートパーク』(1.1%)
14位:赤兎馬カンフー『パリピ孔明』、草薙翔一『遊☆戯☆王VRAINS』、アロ『RobiHachi』、赤牛ツバサ『キャップ革命 ボトルマンDX』、キング・シャーク『異世界スーサイド・スクワッド』(0.8%)
19位:山田一郎『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』、アクマ/佐久間学『ピンポン THE ANIMATION』、ヨーヘイ『Bラッパーズ ストリート』、チンピラ『アクダマドライブ』、大隈優介『2.43 清陰高校男子バレー部』、ビイト/尾藤大輔之丞『すばらしきこのせかい The Animation』、エスパーダ『劇場版シティーハンター 天使の涙』(0.5%)
26位:平家将臣『CØDE:BREAKER』、高倉冠葉『輪るピングドラム』、南那城メィジ『Dance with Devils』、新走宗也『ブブキ・ブランキ』、リー『ROBOMASTERS THE ANIMATED SERIES』、ギョーザ『ゾイドワイルド』、森村タケオ『ガル学。II 〜Lucky Stars〜』、無患子紅『ななし怪談』、足立尽『川越ボーイズ・シング』、ジャウハラ『金の国 水の国』、スペンサー・モールバラ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』(0.3%)
続いて、1位から5位までをアンケートのコメントと合わせてご紹介します。
1位:剛田武(ジャイアン)『ドラえもん』(48.7%)
48.7%と約半数近い票を得て圧倒的な1位となったのが『ドラえもん』のジャイアンこと剛田武でした。藤子・F・不二雄の同名漫画を原作としたアニメ作品で、1973年、1979年と2期にわたり制作されています。2005年4月には声優陣が一斉に交代。初代・肝付健太、二代目・たてかべ和也から引継ぎ、木村昴は三代目ジャイアンとして現在までキャストを務めています。引き継いだ当時は中学生ということもあり、大きな話題になりました。
ユーザーコメントでは、「普段アニメを見てなくても知っている」「変更時に話題になった」と、声優交代で木村昴を知ったと当時を思い出す声が多数寄せられました。国民的人気作品のメインキャラクターということで「イメージを壊さず引き継いでいた」「最初から"ジャイアン"だった」と評価するコメントも。
○ユーザーコメント
普段アニメをほとんど見ない自分でも知っているから。話題にもなった。(30代男性/神奈川県/その他)
ジャイアンの声優変更で気になったが、全く違和感なく凄いと思った。(40代男性/奈良県/その他)
ジャイアンの声優さんが交代された時、違和感を感じることが無く、最初から"ジャイアン"だったので。(50代女性/神奈川県/医療・福祉・介護サービス)
やっぱり木村昴さんといえばジャイアンです!(40代男性/福岡県/その他)
もう馴染んだ!最初は違和感あったが今はもう自分の物にしている。そこがすごいので(40代男性/埼玉県/その他)
ベタですけどやっぱりジャイアンです。たてかべ和也さんが作ったイメージを壊さず引き継いでいてより小学生らしい声になっていたので驚きました。(50代男性/大阪府/レジャーサービス・アミューズメント・アート・芸能関連)
2位:桜木花道『THE FIRST SLAM DUNK』(11.4%)
第二位は、2022年に公開されたアニメーション映画『THE FIRST SLAM DUNK』より、桜木花道がランクインしました。井上雄彦が手掛ける漫画『SLAM DUNK』は、1993年にアニメ化、1996年に原作漫画の連載、アニメの放送が終了しました。そこから26年を経て復活した同作品は、大きな話題になりました。
木村昴は、『SLAM DUNK』の主人公である桜木花道を好演。高校からバスケを始めた素人で、持ち前のガムシャラさと身体能力で成長していくキャラクターです。「リメイクなのに新鮮」「ジャイアンは強いけれど、桜木花道も印象に残っている」と強烈な印象を受けた方も多いようです。
○ユーザーコメント
リメイクなのに新鮮なのは声優の力(50代男性/山形県/精密機器)
雰囲気があっていたから(40代男性/愛媛県/電力・ガス・エネルギー)
桜木花道の声をやったことでジャイアンのイメージが吹き飛びました(40代男性/宮城県/その他)
ジャイアンは強いですがやはりスラムダンクの桜木花道が印象に残っていますね(50代男性/福岡県/その他)
3位:東堂葵『呪術廻戦』(8.5%)
第三位は、『呪術廻戦』より東堂葵がランクイン。芥見下々による同名漫画を原作とした、呪術師の戦いを描いたバトル漫画で、2020年にアニメ化されました。
木村昴が演じた東堂葵は、呪術高専京都校3年生の1級呪術師で、京都校の要ともいうべき存在。筋骨隆々な巨体とドレッドヘアがトレードマークのキャラクターです。戦う前に相手の女の趣味を聞いたり、高身長アイドルの熱狂的ファンと、強いだけではないユニークさも兼ね備えています。
ユーザーコメントでは「ゴツくて男らしい感じがハマる」「イメージがマッチしている」という声が多く寄せられました。
○ユーザーコメント
ゴツくて男らしい感じが合っていたので。(40代女性/大阪府/フードビジネス(総合))
呪術廻戦の東堂葵は、正にハマり役(50代男性/静岡県/農林・水産)
どこかで聞いた声だと思い、調べたら木村さんでした。色々なキャラクターを演じてますが、イメージはこの東堂さんがマッチしてます。(50代男性/愛知県/輸送用機器(自動車含む))
4位:ペッシ『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』(2.9%)
第四位は、『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』よりペッシがランクイン。荒木飛呂彦による漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の第5部として、2018年にアニメ化されました。2001年のイタリアを舞台に、DIOの息子ジョルノ・ジョバァーナ(ジョジョ)が、様々なスタンド使いが在籍するギャング組織「パッショーネ」で仲間と出会い、過酷な運命のなか生き抜く群像劇です。
木村昴は、パッショーネの暗殺チーム・プロシュートを兄貴と慕うペッシを演じました。気弱で臆病なキャラクターで、「ビーチ・ボーイ」のスタンド使いです。
○ユーザーコメント
キャラクターと声がとてもマッチしていたからです(40代男性/大阪府/その他)
ある意味七色の声を使い分けているから。(50代男性/秋田県/その他)
5位:ムキムキねずみ『鬼滅の刃』(2.4%)
同率5位は、3キャラクターがランクインしました。
まずは『鬼滅の刃』より、ムキムキねずみ。『鬼滅の刃』は吾峠呼世晴による同名漫画を原作としたアニメで、ムキムキねずみはアニメ第2期・遊郭編に登場しました。鬼殺隊の主軸となる"柱”のひとり、音柱・宇髄天元の忍獣で、見た目は文字通り上半身がムキムキなねずみ。宇随によると、人知れず鬼退治に協力する「影の鬼殺隊」だそう。
アニメエンディングのクレジットでキャラクターボイスの担当が木村昴だと明かされた際は、Twitter(現X)で大きな話題になったようで、ユーザーコメントでも「意外な役どころにニヤリとした」「ネズミなのに注目された」と驚きの声が寄せられています。
○ユーザーコメント
意外な役どころにニヤリとさせられたところ(40代男性/滋賀県/広告・出版・印刷)
ネズミなのに注目されたから(40代女性/神奈川県/その他)
5位:天童覚『ハイキュー!!』(2.4%)
同率5位は『ハイキュー!!』より天童覚がランクイン。古舘春一による高校バレーボールをテーマとした同名漫画で、2014年から2020年にかけてアニメ化されました。
木村昴は、宮城県トップの名門・白鳥沢学園高校3年のミドルブロッカー・天童覚を演じました。「ゲスモンスター」の異名を持つ天才ブロッカーで、これまで演じてきたパワー系のキャラクターとは異なる演技が印象的、という声も寄せられました。人気の高い原作ですが、漫画からのファンにも高い評価を得ています。
○ユーザーコメント
原作のイメージにぴったりで驚きました。(40代女性/神奈川県/その他)
ハイキューが大好きなのですが、その中でもくせ者の天道は大好きです。パワー系のキャラクターを演じる事が多い中、少しクネクネ、柳に風感があるキャラには目を引きます。(50代男性/静岡県/コンピューター機器)
声がすごい良かったから(40代男性/東京都/専門コンサルタント)
5位バイス/仮面ライダーバイス『仮面ライダーリバイス』(2.4%)
同率5位は、『仮面ライダーリバイス』より、バイス/仮面ライダーバイスがランクイン。『仮面ライダーリバイス』は、2021年より放送された仮面ライダー生誕50周年記念作品で、令和仮面ライダー第3弾に位置付けられる作品です。
木村昴は、主人公・五十嵐一輝と契約し、仮面ライダーバイスに変身するもう一人の主人公・悪魔のバイスを演じました。悪魔といってもノリが軽くて聞き分けがないキャラクターで、一輝とはケンカしたり漫才のようなノリで言い合いをすることも。また同作の主題歌『liveDevil』(Da-iCE feat.木村昴)では、ラッパーとして参加しました。
○ユーザーコメント
特撮が大好きだから。子供と一緒に見ていました(40代女性/広島県/その他)
子供と一緒に見てました。懐かしい。オープニングのラップが上手い!(40代女性/千葉県/その他)
まとめ:魅力的なキャラを演じる木村昴に注目!
『ドラえもん』ジャイアン役で一躍注目を集めた木村昴は、その後も話題作に多数出演し多くのアニメファンの心をつかんでいます。また現在公開中の『映画 ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』をはじめとした男性声優による音楽原作キャラクターラッププロジェクト『ヒプノシスマイク』では、イケブクロ・ディビジョン代表チーム「Buster Bros!!!」の長男・山田一郎として自身が得意とするラップも披露。多彩な活動を行う木村昴に、今後も注目です。
調査時期:2025年3月4日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女合計503人
調査方法:インターネットログイン式アンケート()