続柄欄「子」への変更認めず=性的少数者の申し立て却下―京都家裁

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2025年03月31日 19:31  時事通信社

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時事通信社

京都家裁=京都市左京区
 性自認が男性、女性いずれにも当てはまらない「ノンバイナリー」の50代の当事者が、戸籍の続柄欄を「長女」から「子」などに改めるよう求めた審判で、京都家裁(中村昭子裁判長)が申し立てを却下していたことが31日、分かった。17日付。申立人の代理人弁護士が明らかにした。

 審判によると、申立人は女性として出生届が出されたが、小学生の頃から自分の性別に違和感があった。公的書類に性別を記入する際には苦悩の末に女性を選択するなど、社会生活上の不利益があると訴えていた。

 中村裁判長は、戸籍の続柄欄に「長女」などと性別が分かる形で記載し、性別を統一的に公証することは必要かつ合理的だと指摘。憲法違反などとする申立人側の主張を退けた。 

このニュースに関するつぶやき

  • 完全に国を壊しにかかってるなw 国から見た識別子は国から見た分類なのだから、間違いを指摘するならともかく己の自己満のために変更を求めるのは傍若無人と言わざるを得ない
    • イイネ!9
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