チャールズ国王、がん治療の副反応で一時入院後初の声明を発表 大地震発生のミャンマーにお見舞い

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2025年03月31日 19:40  クランクイン!

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チャールズ国王。がん治療の副反応で一時入院後初の声明を発表 (C)Zeta Images
 先週、がん治療の副反応のため、予定していた公務をキャンセルし、英ロンドンの私立病院に一時入院したイギリスのチャールズ国王。インスタグラム・ストーリーズにて、巨大地震に見舞われたミャンマーにお見舞い声明を発表した。

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 PageSixによると、現地時間3月29日に投稿で、国王は「ミャンマーで発生した地震の影響で、多くの命が失われ、住まいや建物、生活の糧に被害が出たほか、神聖な仏塔や僧院など信仰の場が破壊されたと知り、妻と私は酷くショックを受け、悲しんでいます」とメッセージを公開。

 「困難と悲劇に耐え続けているミャンマーの人々の、並外れた立ち上がる力と精神力を、深く尊敬してきました。愛する人を失うという恐ろしい悲劇に見舞われた全ての皆さんに、心からのお悔やみを申し上げます」と締めくくった。

 チャールズ国王は昨年1月に前立腺肥大症の治療のために入院し、2月に、治療の過程でがんが見つかったことを公表した。治療に専念するために、公の場に姿を現す公務を控えていたが、4月末から再開し、以来公務を続けながら治療を受けてきた。

 英王室は27日の声明で、チャールズ国王が予定していたがん治療を受けた後、一時的な副反応が出たため、治療を受けているロンドン・クリニックに入院したと発表した。病院で経過観察を受けた後、その日中に退院。自宅であるクラレンス・ハウスにて療養を続け、念のために翌28日の公務もキャンセルすると報じられた。

 なお、王室では国王の病状や治療計画について詳細を明らかにしていないが、関係者は今回の入院について、「正しい方向に向かうなかで起きた、非常に小さな障害だ」と話しているそうだ。
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