「偏光サングラス」は普通のサングラスとどう違う? メリットや押さえておきたい選び方を紹介!【2025年3月版】

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2025年03月31日 20:20  Fav-Log by ITmedia

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SWANS(スワンズ)Df.pathway ULTRA LENS for GOLFモデル(出典:Amazon)

 少しずつ暖かくなり外出する機会が増えると、日差しのまぶしさが気になりますよね。そんな時、「サングラス」があるとまぶしさを軽減できて快適に過ごせます。

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 サングラスにもさまざな種類がありますが、「偏光サングラス」という名前を見たことがある人も多いかもしれません。

 そこで今回は、偏光サングラスと普通のサングラスの違いや選び方のポイントなどを紹介していきます。

●偏光サングラスと普通のサングラスとの違い

 偏光サングラスは、偏光膜を挟んだ「偏光レンズ」を使用しており、普通のサングラスとの大きな違いは、レンズの構造にあります。

 普通のサングラスの場合は、レンズの濃度を上げることでまぶしい光をカット。濃度が高いとよりまぶしさを軽減できる一方、視認性が悪くなり、周りの景色が見づらくなるデメリットが発生します。しかし、偏光レンズは反射光のみをカットするため、レンズ濃度が低くても、しっかりとまぶしさを防いでくれるのです。

 また、レンズのカラーによって見え方が変わるので、使用シーンに合わせて選ぶのも重要です。例えばスワンズの「Df.pathway」は、ゴルフや運転など、使用シーンに合ったレンズのカラーを選べます。

SWANS(スワンズ)Df.pathway ULTRA LENS for GOLFモデル

 スワンズの「Df.pathway ULTRA LENS for GOLFモデル」は、ゴルフプレー時に適したカラーを採用したモデル。カジュアルなウェリントン型フレームを採用しているため、ゴルフ用と普段使いで兼用したい人におすすめの偏光サングラスです。

 レンズのカラーが濃すぎないので、自分の打球を目で追いやすいのが特徴。また、芝の反射もカットするので、しっかりとコートを確認できるのもポイントです。

 「ULTRA LENS for GOLFモデル」以外にも、水中が見やすく釣りにおすすめなライトグリーンのレンズや、車の運転を快適にするローズスモークなど、さまざまなバリエーションを展開しています。

●偏光サングラスのメリットと選び方

 明るいカラーのレンズでもまぶしさを軽減できるため、視認性に優れているのが偏光サングラスの最大のメリットといえるでしょう。

 しかし、見え方はレンズのカラーなどによって異ります。そこで1つの指標としてチェックしておきたいのが、反射光をカットする能力「偏光度」とレンズが通す光の割合を示す「可視光線透過率」です。

 一般的に、偏光度が90%のレンズを「偏光レンズ」、90%以下の場合は「偏光機能レンズ」と呼びます。しっかりと、反射光のギラつきを防ぎたい人は、偏光度90%以上のサングラスを選ぶと良いでしょう。

 可視光線透過率は、数値が大きくなるほど偏光度が下がります。目安としては、運転とゴルフの場合は大体20〜30%程度、釣りの場合は30%程度だとまぶしさを抑えつつも、明るい視界を確保できるといわれています。ただ、晴れている日と曇っている日では見え方に差が出るので、天候に合わせて選ぶのも重要です。

 ここでは、視認性が特に重要となる、スポーツをする際におすすめの製品を紹介します。

A-FIT(エーフィット)AF-7006P

 エーフィットの「AF-7006P」は、日本人の骨格に合わせたフレームカーブを採用しており、高いフィット感が魅力のスポーツサングラスです。激しく動いてもズレにくいため、あらゆるスポーツシーンで活躍するでしょう。

 偏光度は約99%と最高レベルを実現しながらも、可視光線透過率は24%と明るさも確保。また、レンズ自体にUV吸収材を練りこんでいるため、紫外線からもしっかりと目を守ります。

 ノーズパッドは自在に調整が可能。さらに、テンプルの先には耳当たりの優しいラバーを装着しており、快適な掛け心地をキープできるのもポイントです。

●初心者こそ偏光サングラスがおすすめ

 まぶしさを防ぎたいけど、普段サングラスをかけていないから見え方が不安、似合うか分からない、といった理由でこれまでサングラスをかけてこなかった人も多いかもしれません。

 しかし、偏光サングラスは、レンズの色が薄くてもしっかりとまぶしさを軽減できるため、普段サングラスをかけない人でも挑戦しやすいのではないでしょうか。

 目元が相手からも見えるので、顔の印象も大きく変わることなく掛けられそうです。これからさらに暖かくなり、屋外でのイベントやレジャーを予定している人は、偏光サングラスを取り入れてみてはいかがでしょう。

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