キャサリン妃、英母の日にメッセージ動画　昨年は写真加工で物議

　イギリスのキャサリン皇太子妃が、イギリスの母の日に当たる3月30日、公式インスタグラムを更新し、メッセージ映像を公開した。闘病中だった昨年は、投稿した写真の加工が指摘され、物議を醸していた。

【動画】自然に焦点を当てた美しい映像

　キャサリン妃は現地時間30日、公式インスタグラムにてイギリスの自然を称える静かで美しい映像を公開。「この1年、私たちにとって自然は聖域でした。今年の母の日に際し、母なる自然を称え、自然界との繋がりが私たちの内面を育てると認識するとともに、豊な生命のタペストリーの中で我々が果たす役割についても思いを巡らしましょう」と綴り、イニシャルである「C」と添えた。

　昨年1月に腹部の手術を受けて以来療養のために公務を離れ、後にがんが発覚したことを公表した妃は、昨年、健康不安が取り沙汰される中で、3人の子供たち、ジョージ王子とシャーロット王女、ルイ王子と写る母子写真を公開。母の日のメッセージとともに、「皆さんからの温かいお見舞いとサポートに感謝します」と綴ったが、直後から写真の加工が指摘され、大手通信社が掲載を取りやめるなど、物議を醸した。
　
　これを受け、妃は翌日10日にＸ（旧ツイッター）を更新し、写真加工を認め、イニシャルを添えて謝罪メッセージを公表。「多くのアマチュア写真家と同じように、私も時に編集を試みることがあります。昨日公開した家族写真が混乱を招いたことをお詫びいたします。みなさんが幸せな母の日をお祝いしていることを願っています」と綴っていた。

　なおキャサリン妃は、今年に入りがんが寛解状態になったことを公表。これに先立ち、昨年9月、化学療法を終えたことを発表した際も、大自然の中で、家族と過ごす映像をシェア。ノーフォークにある皇太子夫妻の自宅近くで、ピクニックをする一家の姿や、森の中を散策する自身の様子を公開していた。

引用：「The Prince and Princess of Wales」インスタグラム（＠princeandprincessofwales）