江原啓之「“天職“と“適職”は違います。“天職”には、よほど恵まれている人しか出合えません」

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2025年03月31日 21:40  TOKYO FM +

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江原啓之「“天職“と“適職”は違います。“天職”には、よほど恵まれている人しか出合えません」
スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
3月30日(日)の放送では、リスナーから届いたさまざまな相談に、江原がアドバイスを送りました。

江原啓之




<リスナーからの相談>
私は大学でアートを学んだのですが、それを仕事にするのは難しく、結局、事務の仕事に就きました。
仕事を一生懸命やっているうちに、もっと自分のアイデアを活かしたいと思うようになり、キャリアアップのため、もう一度大学に行くことを決めました。今は経営学と、コンピュータサイエンスを勉強しています。どちらも今後の職業選択の幅を広げてくれる大切なことだと感じます。

しかし、そこまで興味が持てません。アートを勉強していたときのようなワクワクはありません。勉強している間に、なにか興味のある部分が出てくるのでは、と思いましたが、今のところありません。
「自分がしたいことをしていると幸せにつながる」とお聞きしましたが、ワクワクしないことをしなければいけないときも、あるのでしょうか?

<江原からの回答>
“天職“と“適職”は違います。“適職”とは、お金をいただくための仕事。よく、多くの人が「天職を見つけたいですが、どうしたらいいですか?」と言っていますよね。でも、“天職”に出合うのは千載一遇と言ってもいいほど、よほど恵まれている人しかできません。どんなに愛している仕事であっても、なかには不都合なことがあるのです。天職とは、一言で言うならお金にならない仕事。例えば絵を描くことが天職だ、自分が嬉しい・楽しいと感じるといっても、自分の好きな絵だけを描いていたら、その絵が売れないとなかなか食べていけません。それが叶う人は、一握りでしょう? 世の中の多くの人は、適職で生きているんです。

適職というのは、自分自身が持てる技能を社会に提供してお金をいただくことです。体力のある人なら肉体労働をすることもあるかと思いますし、好きでやっている人もいらっしゃるかと思いますが、なかなかそこに楽しみを見つけている人も多いわけではありませんよね。じゃあ何のために生きているかというと、「子どもが成長していく姿を見るのが楽しいんだよ」とおっしゃる方もいる。それが“天職”になるのです。

天職と適職は、同じ大きさでないと前へ進まない。これは車輪と似ているんです。相談者さんはそれを見極めるのが、今はなかなか難しいかもしれない。しかし、あなたにとっての天職はなんですか? あなたにとっての適職はなんですか? アートを学んだ、だからアートは好きなんでしょう。ワクワクするんでしょう? それが天職で、でも事務の仕事という適職について、今学んでいることに対してワクワクできないとのことですが、じゃあ何が必要なのでしょうか。横着はいけません。両方しなければいけないのです。ワクワクすること、天職をしなさい。そして、適職も頑張りなさい。こう分けていれば、前へと進んでいくんです。あなたには今、天職が足りない。天職と適職を考えて生きていってください。

江原啓之、奥迫協子



●江原啓之 今夜の格言
「人生の宝は、シンプルばかりです」


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3月30日(日)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 4月7日(月)AM 4:59まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00〜22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30〜12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/oto/

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