
《愛子さまが愛犬と散歩される様子とか、ワンデールーティンとかも見てみたい》
《ゲーム実況もやっていただきたい》
《皇居内のルームツアーしてほしい》
《定番のメントスコーラなどもぜひ……》
こうしたコメントが寄せられているのは、4月1日から運用が開始されるという宮内庁の公式YouTubeチャンネルについて。3月28日に、チャンネルの開設が発表されるや否や、SNS上では“皇族の方々にやっていただきたい企画”が多数寄せられている。
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ただ、実際にアップされるのは、上記のコメントで挙げられたようなYouTubeの定番企画といった内容ではないようだ。
両陛下の日々を投稿する予定の宮内庁
「チャンネルでは、天皇陛下の誕生日にあたっての記者会見などを投稿する予定だそうです。また、宮内庁の公式インスタグラムですでにアップされている動画も、順次YouTube上でも公開していく予定とのこと。皇族の方々が面白い企画をなさるというよりは、若い世代を含め、より多くの人が皇室の活動に関心を持てるよう、両陛下の日々のご活動を紹介する予定だと言います」(皇室ジャーナリスト、以下同)
宮内庁の新たな取り組みには、
《YouTube楽しみです!》
《プラットフォームが増えるのはいいこと》
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《絶対チャンネル登録します》
《自然体なお姿を拝見できるのが楽しみです》
など、好意的な意見が寄せられた一方、
《そんな予算あるの?》
《製作費けっこうかかるんじゃ……》
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と、予算面への懸念の声も上がっている。というのも――、
「宮内庁広報室は、皇室に関する情報発信強化のため、'25年度は2700万円もの予算を計上しています。この額は前年度の約10倍に値するのです。'24年は公式インスタグラムの開設や、ホームページのリニューアル、'25年は皇居で謎解きイベントを始めるなど、広報活動に力を入れています。今回のYouTube解説に当たっても、人員を新たに3名増員するそうで、必要な予算が増えるのは仕方のないことと言えます。しかし、この情報発信が本当に必要なことなのか、疑問視する声も上がっているのです」
コメント欄は閉鎖
また、YouTubeチャンネルのコメント欄は閉鎖される見通しだそうで、これについても
《おかしなコメントが相次ぐだろうから、コメント欄は閉じて正解》
《攻撃的なコメントは見たくないから、コメント欄閉鎖はありがたい》
といった意見もある一方、
《コメント欄も開けて欲しい。宮内庁には国民の声をしっかり聞いてもらいたいです》
《インスタに続いてYouTubeもコメントできないのか……残念》
といった声も上がり、賛否が分かれている。
突如発表された宮内庁の公式YouTubeチャンネル開設。果たして、より多くの人が皇室に関心を持つ糸口となるだろうか――。