NY株、4日ぶり反発=相互関税への警戒感和らぐ
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2025年04月01日 06:01 時事通信社

【ニューヨーク時事】週明け31日のニューヨーク株式相場は、トランプ米大統領が4月2日に発表を予定する相互関税への警戒感が和らぎ、4営業日ぶりに反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比417.86ドル高の4万2001.76ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は23.70ポイント安の1万7299.29で引けた。
トランプ氏は3月30日、相互関税について「すべての国」に適用する可能性に言及。警戒感が高まり、ダウは一時400ドル超下げた。ただ、市場では「実務的にすべての国に関税をかけるのは難しい」(日系証券)との楽観的な見方が徐々に広がり、終盤にかけて買いが優勢となった。
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