第三者委が中居正広氏性暴力認定から一夜明け、擁護するファンからは「目を覚ませ」自省促す声も

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2025年04月01日 11:14  日刊スポーツ

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第三者委員会調査報告会見に臨むメンバーたち(撮影・小沢裕)

女性トラブルを認めて芸能界から引退した中居正広氏(52)に関する一連の問題を巡り、フジテレビ社員の関与が報じられた件について、3月31日に都内の同局で、第三者委員会と清水賢治社長(64)の会見が開かれた。一夜明けた1日までに、X上では「中居正広」のワードが15万2000件超も投稿されるなど反響は続いている。


一方で「『業務の延長線上』における性暴力であったと認められる」と中居氏の性暴力が認定されながら「#中居くんを守りたい」「#中居くんを救いたい」といった中居氏を擁護するようなファンの声も散見される。その中でも、ファンの中からも自省と再考を促す声が出始めている。


一連の件の調査をした第三者委員会は、中居氏と被害を受けた元フジテレビアナウンサーの女性Aの双方にヒアリングを実施したものの、示談契約があり双方が守秘義務を有していたと説明。その上で「女性側から守秘義務を全面解除に応じるという話があったが、中居氏側から守秘義務の範囲内の事項についてはヒアリングに応じないとし、守秘義務を解除しない」と回答してきたため、ヒアリングできない部分があったとした。


具体的には、23年6月2日に女性が中居氏のマンションに入ってから退出するまでの事実と示談契約の内容で、一連の件の核心部分と言っても過言ではない点だった。それでも第三者委員会は、守秘義務を負う前の女性のフジテレビ関係者への被害申告やPTSDと診断されたなど女性の心身の症状、中居氏と女性のショートメールのやりとり、関係者への聞き取りや客観資料、中居氏と女性のヒアリングでの証言等で中居氏の性暴力を認定した。


「中居ヅラ」の間からは、中居氏が1月に引退を発表した際、文書で「手を上げる等の暴力は一切ございません」と主張したことを引き合いに「中居君の言葉しか信じない」「中居君の意見は誰も聞いていない」「出てきて全てを話してほしい」「みんなが待ってる」などの声が出ている。


一方で「いい加減目を覚ましてください 報告をきちんと受け止めようよ SMAPをこれ以上貶めてどうするんだよ…自分だって20年以上応援してきたんだよ」との投稿も。「中居ヅラの中にも、報告書を受けて反省している人がいるのはわずかな救い」との声もあった。

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