三井不動産、テキサス州ダラスに新支店 米国賃貸住宅累計6,800戸を突破

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2025年04月01日 11:31  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
三井不動産はこのほど、米国子会社「Mitsui Fudosan America, Inc.(三井不動産アメリカ)」を通じて、ニューヨーク、サンフランシスコ、ロサンゼルスに次ぐ4番目の支店をテキサス州ダラス市に設立した。


同社はグループ長期経営方針「& INNOVATION 2030」で「海外事業の深化と進化」を掲げ、海外事業の飛躍的な成長を目指している。その中でも一般的に北緯37度線以南の地域一帯を指すサンベルトエリアは、今後も経済・人口共に成長が見込まれる重要な戦略エリアと位置付けており、事業推進に向けた体制を強化していく。

現在、サンベルトエリア6都市においては、約5,000戸の賃貸住宅事業の開発に参画しており、米国での賃貸住宅の供給数は累計約6,800戸を突破した。テキサス州においては、エリア内での旗艦物件である複合開発事業「Maple Terrace(メープルテラス)」も竣工。ダラス支店も2025年3月に入居した。



メープルテラスは、全米の中でも有数の国際空港であるダラス・フォートワース国際空港からも車で約20分。賃貸住宅・オフィスと商業店舗の4棟構成の複合開発事業で、共同事業者はテキサス州ヒューストン市を拠点として全世界で不動産事業を展開する大手総合デベロッパーHines(ハインズ)社。



そのほか、ダラスでは2022年に着工した賃貸住宅「The Oliver(ザ・オリバー)」(共同事業者:StreetLights(ストリートライツ)社)の竣工が2025年に予定。2024年にはジョージア州アトランタにて賃貸住宅「Loria Ansley(ローリア アンスリー)」(共同事業者:Atlantic Residential(アトランティック レジデンシャル)社)が竣工している。



今後も従来の東海岸エリア、西海岸エリアにサンベルトエリアを加えた3エリア体制で事業拡大に取り組み、米国での同社のプレゼンスを高めていくという。(フォルサ)

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