画像提供:マイナビニュースコスモエネルギーホールディングスのグループ会社であるコスモ石油マーケティングは4月1日、神奈川県中郡大磯町の町役場庁舎や小中学校等の17施設に再生可能エネルギー100%電力(再エネ電力)の供給を開始する。
○■公共施設等におけるCO2排出量を約73%、年間約1,500トン削減
大磯町は2023年に「ゼロカーボンシティ宣言」を行い、2050年までにCO2排出量実質ゼロを目指すため、持続可能なまちづくりに向けた脱炭素社会の形成に取り組んでいる。
この取り組みの実現に向け、コスモ石油マーケティングは大磯町の対象施設に再エネ電力プラン「コスモでんきビジネスグリーン」を提供。「コスモでんきビジネスグリーン」とはコスモエネルギーグループのコスモエコパワーが発電する風力電源等を用いて、再エネFIT電源に紐づくトラッキング付非化石証書を組み合わせた再エネ電力プランだ。
今回の導入により、大磯町の17施設の年間使用電力量約318万kWhが再エネ電力に切り替わり、CO2排出量を年間約1,500トン削減できる見込みとなる。これは大磯町の事務事業におけるCO2排出量の約73%に相当する。
今回の共有開始を受けコスモ石油マーケティングは、「今後も、自治体や企業の皆さまの環境負荷軽減を支援し、脱炭素社会の実現に向け、さまざまな取り組みを継続してまいります」とコメントしている。(エボル)