【体操】橋本大輝が日本生命と所属契約「次は自分が夢を与えたい」体操教室など普及活動も

体操男子でパリ五輪（オリンピック）団体金メダルの橋本大輝（23）が1日、都内で日本生命所属セレモニーに出席し、同社と所属契約を結んでプロへ転向することを発表した。セントラルスポーツは退社して所属契約に切り替えるが、今後も練習拠点は母校の順大となる。「プロアスリートとして、次のロサンゼルスオリンピックまで突き進むことをサポートしていただいている。競技以外でも体操を広めていけたら」と、すがすがしい表情で抱負を語った。

所属の決断理由については「1度プロに挑戦してみたいという思いがあった」と説明。「過去には内村航平選手がプロとして体操界を盛り上げてくれたので、次は自分が、と。夢を与えたい」と力を込めた。子供たちを対象とした体操教室などで、積極的に競技普及に取り組んでいく。

セレモニーでは、朝日智司代表取締役社長から名刺パネルとユニホームを受領。同社所属で卓球女子の早田ひな、陸上男子の桐生祥秀、柔道女子の出口クリスタ、ケリー姉妹からサプライズムービーでの歓迎も受けた。「桐生選手にはどうやったら足が速くなるか聞いてみたい」などと話して笑わせ、「何か競技に生かせることがあれば。ともに勉強できることがあればと思う」と“共闘”を誓った。

5連覇が懸かる17日開幕の全日本選手権（高崎アリーナ）が今季の初戦となる。「全日本選手権でもしっかりと自分の演技ができるように頑張っていきたいと思いますし、連覇もかかってるので、負けないように」と、気を引き締めていた。

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