ウソだと思ったら本当に売ってた「辛ターン」 その辛さ、ガチでした

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2025年04月01日 18:01  おたくま経済新聞

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ウソだと思ったら本当に売ってた「辛ターン」 その辛さ、ガチでした

 亀田製菓は2025年4月1日、「ハッピーターン」に辛パウダーをまとわせた期間限定商品「ハッピーターン 辛(から)ターン」を3月31日に発売したと発表しました。


 発表日が発表日なだけに「エイプリルフールの“嘘商品”なのでは?」と思いきや、まさかの実在する商品!近所のコンビニで売っていたので、早速購入し、食べてみました。


【その他の画像・さらに詳しい元の記事はこちら】


■ エイプリルフールネタから始まった「つらターン」から1年……「辛ターン」に進化して帰ってきた!!

 「辛ターン」の始まりは、亀田製菓が2023年のエイプリルフールに公式Xアカウントで投稿した嘘商品「つらターン」。この商品が2024年のエイプリルフールに1年越しで商品化され、大きな話題となりました。


 今回発売された「辛ターン」は、そんな「つらターン」が進化し、“辛旨”に磨きがかかった商品になっているそう。おなじみのハッピーパウダーに、8種類の香辛料と3種の旨みパウダーが掛け合わされているのだとか。


 ということで「辛ターン」を求めて近所のコンビニへ。お菓子コーナーではなくおつまみコーナーに発見し、購入しました。価格は税込129円です。


 パッケージは通常の「ハッピーターン」よりも辛味を連想する赤色が強調されるデザインで、左下には大きく「激辛パウダー!」の文字が。激……辛……?


 事前情報で辛いことは知っていましたが、まさか「激辛」だとは思ってもいません。しかも前回の「つらターン」の段階で、かなりの辛さだったらしく……少し不安を覚えながらも、買ってしまったので開封していきます。


■ かなり辛い……!でもハッピーパウダーの甘さをいかした“旨辛”な味わいがクセになる

 袋を開けて、まずは中をひと嗅ぎ。キムチのようなツンとした香りが鼻を抜けていきます。唐辛子、コチュジャンっぽい辛さがあるようです。


 お皿に開けてみると、色味はパッケージ同様に通常の「ハッピーターン」よりもやや赤め。ただイメージ写真よりは赤が抑えめなので、そこまで辛くはなさそうな気がします。


 表面にはひと目で「辛い」と想像がつく赤いパウダーが見えます。口の中に少し唾液が溜まり始めるのを感じながら、まずはひと口。


 あれ、意外と辛くはない、です。おなじみハッピーパウダーの優しい甘さがじんわり舌の上に広がって……あっ。


 口に入れて1秒後、遅れて辛さがやってきました。甘さが少し横にどいて、唐辛子系のピリッとした辛さが急速に舌の上に広がります。


 激辛、というほどではありませんが、ガッツリあとを引く辛さです。辛いのが苦手な人は手を出さない方がいい程度には辛いです。


 中を割ってみると、断面にオレンジ色が見えます。どうやら表面のパウダーだけでなく、中身にまでしっかり辛みを染み込ませている様子。道理で口の中がヒリヒリするわけです。


 とはいえ辛さだけではいのが、さすが亀田製菓といったところ。「ハッピーターン」の優しい甘さが、「辛ターン」の辛さと少しも喧嘩しておらず、仲良く手を取り合って見事な“辛旨”を実現しています。


 亀田製菓は開発背景について「“幸せ”という文字の中に“辛さ”がある」と述べていますが、本商品の甘さと辛さのバランスはまさにそれを証明するかのよう。絶妙です。


 おかげで手が止まらなくなるほどの美味しさなのですが、残念ながら口の中に残り続けるのは辛味の成分だけ。甘さは挨拶程度で舌の上から去っていってしまうので、辛いのが苦手な人には、それがちょっとつらたんに感じるところではあります。


 「辛ターン」は2025年5月末までの期間限定商品。辛いのが平気だという方はぜひ、この機会に試してみては。


<参考・引用>
亀田製菓公式HP「『ハッピーターン』ならぬ『辛(から)ターン』限定発売 幸せの中にある辛さに気付きました。」


(ヨシクラミク)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By YoshikuraMiku | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025040110.html

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