TikTok合弁化、最終案検討へ=トランプ大統領、2日にも―米報道
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2025年04月02日 07:01 時事通信社

【シリコンバレー時事】米CBSテレビは1日、トランプ大統領が、中国系短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の米事業の合弁化について、最終提案を2日にも検討すると報じた。バンス副大統領やラトニック商務長官らと会議を開く予定。トランプ氏が承認するかは不明だ。
報道によると、米資産運用大手ブラックロックや米IT大手オラクルを含む投資家連合による出資が有力視されている。投資ファンドやベンチャーキャピタルも名を連ねる見通しという。
トランプ氏は3月30日、ティックトックの合弁化について「たくさんの買い手候補がいる。決定は私が下す」と述べた。昨年の大統領選での若者票獲得に貢献したとの見方も示した。
ティックトックを巡っては今年1月、米事業を売却しなければ米国内でのサービスを禁じる法律が施行されたが、トランプ氏が就任後に署名した大統領令で法律の適用を75日間猶予した。同氏は、米国の企業や投資家が5割以上出資すれば事業継続を認める考えを示していた。
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