
のんびりしたイメージのある沖縄ですが、渋滞に巻き込まれてのんびりさせられるのは嫌ですよね。そこで今回は、沖縄の渋滞事情と車移動を避けたほうがいい時間帯と場所をご紹介します。
沖縄本島の渋滞は日本全国でワースト級!
意外かもしれませんが、沖縄本島の渋滞は全国的に見ても深刻な状況です。国の沖縄総合事務局のまとめでは、那覇市内の平日の朝や夕方の車の速度は、東京23区よりも遅く、渋滞で県民一人あたり失った時間は、年間55時間程度とのことでした。特に那覇市を中心とした那覇都市圏では、渋滞による損失時間がさらに多くなり、渋滞が特にひどいのは国道58号線や、国道329号線、国道330号線といった主要な道路です。

なぜこれほど渋滞するの?
「のんびりした島のイメージなのに、なぜこんなに渋滞するの?」と思う方も多いでしょう。その理由はいくつかあります。
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さらに沖縄を訪れる観光客の多くがレンタカーを利用していることも大きな要因で、観光客のレンタカー利用率は約60%と圧倒的に高くなっています。たしかに島なので、自家用車で県外から訪問するなんてこと、ほぼありませんよね。
これらの車が、那覇市を起点に限られた幹線道路に集中するため、特定の時間帯や場所で深刻な渋滞が発生するというわけです。

避けるべき時間帯と場所
沖縄旅行で快適にドライブを楽しむために、以下の時間帯と場所は可能な限り避けることをオススメします。平日の通勤・通学ラッシュ時
朝:8:00〜10:00頃(那覇市方面、那覇市中心部への移動)夕方:16:30〜19:30頃(那覇市から郊外への移動)
那覇市内においても、夕方の国道58号線や国道330号線から首里方面に向かう道は大変混雑しています。
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休前日の夕方
17:00〜19:30頃(那覇市中心部への移動)沖縄は運転代行が充実しており、自家用車で飲みに行く人も少なくありません。休前日の17時過ぎは仕事から帰る人、飲みに出かける人で上下線とも混雑していることが多いです。
那覇空港周辺
10:00〜16:00頃この時間帯は到着便が集中するため、レンタカーの貸出・返却が多くなります。また送迎用の駐車場の数が限られていることもあり、那覇空港周辺は常に混雑しています。
那覇空港から出発する場合は、渋滞を見込んで余裕を持った行動計画を立てるか、荷物が多くなければ、ゆいレールで「おもろまち駅」などに出て、その付近でレンタカーを借りるほうが時間の短縮になるかもしれません。
渋滞にハマっても楽しめる沖縄の文化
沖縄本島の渋滞は日本全国でワースト級と書いてきましたが、逆に沖縄が全国で1位となっているデータをご紹介します。2018年と少し古いデータですが、日本で最もラジオを聴いている人が多いのが沖縄県なんです。今はタクシーにサイネージが取り付けられており、車内にその音声が流れていることも多くなってきましたが、個人タクシーでは地元のラジオが流れていることがよくあります。
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ですので、渋滞に巻き込まれたときには、ぜひ沖縄のラジオに耳を傾けてみてはいかがでしょうか? 沖縄の人気番組はリスナーとのコミュニケーションやトークが中心なので、地元の雰囲気に触れられるのではないかと思います。
渋滞は上手に回避して快適な沖縄旅行を
沖縄の渋滞は深刻ですが、時間帯や移動経路を工夫することで、ある程度回避することは可能です。観光スケジュールを組む際には、上述のような渋滞しやすい時間帯や場所を避け、余裕を持った計画を立てることをオススメします。また、「絶対に車でないといけない」と思い込まずに、目的地によっては公共交通機関の利用も検討してみてください。渋滞にイライラすることなく、沖縄の美しい景色やおいしい料理、温かい人々との交流を心ゆくまで楽しめるはずです。
沖縄の道路事情を知って、スムーズで楽しい沖縄旅行を過ごしましょう。
<参考>
沖縄県の道路 ─ 交通の状況(沖縄県 土木建築部 道路街路課)
県外客の旅行内容と観光収入の推計(沖縄県 文化観光スポーツ部 観光政策課)
沖縄のこれから(内閣府 沖縄総合事務局)
ラジオ王国「沖縄」5年連続1位!スマホによる聴取は「東京」が1位!
タカバシ ショウヘイプロフィール
2005年より生ビールブログを開始。2013年の沖縄移住後は地元密着型のランチブログを開始し、10年以上運営中。沖縄での暮らしの中で見つけた、食の楽しみと各地のグルメ情報などを発信している。All About ビールガイド。(文:タカバシ ショウヘイ(フードブロガー))