
世の中には暇な職場もあるらしい。岐阜県の50代女性は以前、「エンジニアのチームの事務アシスタント」として派遣された職場がそうだった。
「基本的に頼まれた仕事をやるので頼まれないと何もやることがない。1日何も仕事がない日もある」
女性には苦痛だった様子だが、うらやましいという人も読者の中にはいるだろうか。(文:天音琴葉)
時間潰しにトイレでたむろしても咎められず、「収入はまあまああった」
「7〜8人のチームに派遣女子が1人ずつ」という体制で、手が空いているからといって他チームの仕事を手伝うことは禁止されていた。
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「何故かというと私が他の仕事をしていると頼みたい時にすぐに自分のチームの仕事が出来なくなるから」
派遣社員は契約書に書かれた業務内容しか携われないという理由もあるだろう。だが、そうした事情を知らなかったのか、他チームのエンジニアがある時、「時間があるならこれをやってほしい」と仕事を持ってきた。女性は「喜んで!」とその仕事を引き受けたが、後日「やっぱりこの仕事撤去します」と持ち帰られることに……。女性が所属していたチームの誰かがストップをかけたようだ。
「そして無理やり仕事作って持ってきた。何もやってなくてボーッとしていても周りは何も気にしていない。むしろすぐ仕事が出来るようにボーッとしてろって感じです」
チームによって忙しい日がまちまちだったため、暇を持て余した派遣女性はトイレでたむろっていた。「今日は忙しそうだね、私は今日はヒマー」といった会話が日常だったようだ。
待機も仕事のうちとは言え、女性のように合わない人にはつらい職場だろう。
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「楽で良いと思う人は何年もいましたが私は2年が限界でした」
それでも2年もった理由について、「忙しい時は連日残業、休日出勤もあるので収入はまあまああったから」と打ち明けた。現場の社員たちには「無駄な給料を派遣に払っている」という意識がなく、
「現場の人間には関係ないことなのでそんなことより頼んだ時にキチンとやってくれればそれで良いみたいでした。そんな扱いを受けるのが我慢出来ず辞めました。時間潰しにトイレでたむろっていることわかってても何も言わない。結局派遣女子を軽く見てるのです」
と批判した。現在は食品メーカーで品質管理の職に就いているという女性は、希望通り忙しく働いていることだろう。
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