
実際と違う給与額を載せている求人情報は、会社の信用までも落としてしまう。情報を信じて応募する人も、やり場のない怒りを抱えることになる。神奈川県の20代前半の男性(営業/年収400万円)は、求人サイトを見て某企業のスポーツチーム運営の仕事に応募したが、結果的に酷く落胆することになった。
「未経験でも月収30万〜とあったので応募しました」
経験なしの20代前半で月収30万円なら、なかなか良い待遇と言えるだろう。
「(面接後)3日ほど経った日に内定通知をもらいました。まさかもらえると思ってなかったのでとても喜びました」
ところが喜びも束の間、内定後に「月給が求人票よりも約2万円低い」ことが判明したという。(文:篠原みつき)
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「こちらの気持ちを踏みにじられてる気しかしませんでした」
月給30万円のはずが約28万円だったのだ。すぐに会社に問い合わせたところ、思いがけないことを言われた。
「もっと経験ある方の入社を想定していたため、提示した給与になってます、とのことでした。その場で納得いかず、内定を承諾するかしないか 1週間もらいました」
「こちらの気持ちを踏みにじられてる気しかしませんでした」と悔しさに震える男性は、再び求人サイトを確認したときの心情を語る。
「求人に載せている画像にも未経験30万からとあり、ただただ腹立たしかったです」
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連絡を入れた時に電話口に出た人物は「おそらく給料を決める方らしき人」だったという。その際、再び求人票通りの給料への変更を要求したものの「はい、はい」と相槌だけで謝罪も一切なく、ラチが明かないため辞退する旨を伝えた。
ちなみに面接のとき、採用担当者たちの人柄に男性は好感触を抱いていた。
「(前職を)退職した理由を面接官2人に伝え、2人ともそれはひどいですねと言ってくださり、いい面接官に当たったなと思っていました」
肝心の給料についてここできちんと説明されていれば、状況は違ったかもしれない。経験を少し積めば給料も希望通りに上がった可能性もある。
男性はその後も会社に謝罪がないことなどを問い合わせていたが、その後、電話が来て「これで収めてください、今後の参考にさせてもらいます」と言われたそう。グループ企業だったため、「他にも会社あるので興味あれば(中略)と最後までバカにされました」と憤る。相手がバカにしていたかどうかは不明だが、
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「その後、(同社の)求人票を見かけましたが、相変わらず同じことをしてるんだなと感じる同じ画像のままでした」
と失望を語った。求人内容には変化がなかったようだ。
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