
前回からの続き。私はツツジ。夫ケイタと夫婦2人で暮らしています。私は結婚してからも実家の近くに住み、よく顔を出しては手伝ってきました。お米が手に入らなかった時期、私ははるばる産地まで行って実家の分もお米を買ってきました。しかし母はそれを全部兄にあげて、私には気軽に「またちょうだい」と言ってきて……。母は結局、兄だけが大事で私のことはどうでもいいのです。近くに住んでなにかと母を手伝っていた自分が虚しくなりました。

子どもの頃から、兄への態度と私への態度の違いを感じていた私。気持ちを打ち明けるとケイタは静かに聞いてくれました。そのときインターホンが鳴り、モニターを見たら父でした。私が出るとお金の入った封筒を差し出してきます。


父もそれ以上のことは聞いてきませんでした。兄に叱られても「でも、でも」と言い訳を繰り返していた母。その態度をあらためないかぎり、私との関係の修復は難しいと思ったのでしょう。私の気持ちを黙って受け入れてくれました。


私はずっと母のことを娘として支えてあげなくてはと思っていました。だから結婚しても近所に住んで、仕事帰りや休日に顔を出してはこまごまとした用事を引き受けてきました。お米が手に入ると分かったときも、いちばん先に思い浮かんだのは実家の分も買ってあげなきゃということだったのです。
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【第6話】へ続く。
原案・ママスタ 脚本・motte 作画・りますけ 編集・井伊テレ子