吉本興業所属芸人を巡るオンラインカジノ問題で、警視庁保安課は3日、賭博の疑いで、M−1グランプリファイナリスト経験もあるお笑いコンビ、ダイタクの吉本大(40)、ダンビラムーチョの大原優一(35)ら6人を東京地検に書類送検した。いずれも容疑を認め「グレーだと思っていた」などと話しているという。起訴を求める「厳重処分」の意見も付けた。吉本興業もコメントを発表して謝罪。再発防止を誓った。
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元衆院議員で元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士(68)は、不起訴処分にあたる「起訴猶予になる可能性が高い」と見解を示した。
オンラインカジノ問題を巡っては、吉本興業所属の複数人のタレントが任意で事情聴取を受けていることが2月に発覚。今回公表された6人は、事情聴取を受けた対象者の中でも「比較的重い」罪状と推察される。その上で、書類送検になったことについて「悪質性がないから今回の判断になったのだろう」とした。
賭博罪には賭け麻雀などにあたる「単純賭博罪」と「常習賭博罪」の2種類がある。判断の分かれ目は「期間や頻度、常習性、回数がベースになる」という。金額の大小はのめり込み具合の目安となるだけに、判断に影響が及ぶという。「単純賭博となると頻度や賭けた回数、常習性があるか、というあたりで罰金か起訴猶予かが決まると思う」と推測した。
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警視庁が書類に起訴を求める厳重処分の意図をつけたことは「注意喚起」の意味合いがあるとした。単純賭博にあたるケースは一般的にも多く「カジノを開催している人を罰したほうが良い。やっている人が多いので単純賭博は厳しい取り締まりをすると跳ね返ってくる」と大元の処罰の必要性を指摘し「起訴猶予であるべき」と私見を述べた。
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