
採用面接で不安を感じ、選考を途中で辞退したという人もいるようだ。その直感は結構当たっているものかもしれない。
投稿を寄せた千葉県の40代男性(企画・マーケティング・経営・管理職)にも、「あるモバイルゲーム会社の面接」でそんな経験がある。当時は「リーマンショック後の不景気」だったというから、15年ほど前の出来事だろうか。(文:天音琴葉)
「馬鹿にされてる? それともここで嫌な顔をしたら落とすというテスト?」
そのため男性も例に漏れず、「なかなか転職先に恵まれず困っていた日々」と振り返った。そんななか受けたモバイルゲーム会社の面接対応に、「ムカついた」という。
5分前に到着し待合室に通されると、数名の応募者が待っていたため、「あれ? 集団面接なんて聞いてないけど?」と不可解に思った男性。それから5分、10分と経っても誰一人として呼ばれなかった。
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「流石にこれは…と思って一緒に待っている人々に声をかけると、みんな一様に苦笑いをして『どうしたんでしょうね、呼ばれないですね…』と。一番最初に待っていたという人は、もう30分以上ここにいると困っていました」
結局30分ちょっと経った頃にようやく呼ばれたが、「その頃には待ちくたびれたのもあってぐったり」だったのも無理もない。一方で面接官は遅れたことの謝罪もせず面接を始めたそうで、
「一切悪びれる素振りもなく『はい、お待たせしましったぁ〜』とチャラチャラした口調で現れ、馬鹿にされてる? それともここで嫌な顔をしたら落とすというテスト?」
と困惑したという。どちらの可能性もあるだろうか。
せめて事務の方が「あと何分待って」と言ってくれたら……
しかも景気がかなり悪かった当時、「かなり儲かっていました」というモバイルゲーム会社の面接とあって、「あのご時世に安定した事業があったので転職意欲としてはかなり高めでした」と気合を入れていた男性。ところが、
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「散々待たされて横柄な態度で面接されるのを見て、ここはもういいや……と見切りました」
とは、よほど面接官にムカついたようだ。このあとの選考を辞退したということだろう。
「待たせるなら待たせるで、せめて事務の方が『あと何分待って』やお水のペットボトルなど渡してくれれば気も紛れたのですが、それも一切なく。(中略)水も出さないあの会社はというと、タイトル不人気でいつの間にか事業が収縮していました。人を大事にしないからそういうことになるんじゃないか、ざまーみろ! と思ってます」
結局、別の会社に就職したという男性の現在の年収は「800万円」。自分の直感を信じて良かったと思っているだろう。
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