
北陸エリアには、雄大な自然と四季折々の景色を楽しめる名峰が数多くあります。本記事では、登山アプリ「YAMAP」が公開した「2024年に登られた山ランキング」の中から、登頂数(活動日記数)が多い北陸エリアの山トップ3を紹介します。
さらに、登山を快適にするおすすめギアもピックアップ。北陸の山旅をより楽しむためのヒントをお届けします。
●【北陸】「2024年に登られた山」3位:文殊山(福井)
福井市に位置する文殊山(もんじゅさん)は、標高約365mと比較的低山ながら、長い歴史や自然の豊かさで多くの登山者に親しまれています。
|
|
今から約1300年前に泰澄大師が開いたとされ、大文殊・小文殊・奥之院の3つの峰を巡ることで、霊山としての深い歴史に触れられます。山頂の本堂には文殊菩薩が祭られており、知恵の仏として信仰を集めてきました。
登山道は整備が行き届いており、特に「二上登山口〜文殊山往復コース」は往復2時間半ほどと手軽で、初心者でも安心して登れます。道中には福井市街を望む展望台があり、登るほどに景色が開けていく心地よさを味わえます。
四季折々の自然もこの山の魅力。春にはカタクリやツバキの群生、遅咲きの桜が山を彩り、秋には紅葉が登山道を華やかに染めます。希少なヒロハノアマナの自生が確認されるなど、ここでしか見られない貴重な植物や、ニホンカモシカなどの野生動物との出会いも楽しみの一つです。
●【北陸】「2024年に登られた山」2位:白山(石川・岐阜)
石川県と岐阜県にまたがる標高約2702mの白山(はくさん)は、日本百名山に数えられる北陸屈指の名峰です。1300年ほど前から信仰の対象とされ、山頂には白山神社奥宮が鎮座しています。霊山としての荘厳な雰囲気と、豊かな自然が共存する特別な山です。
|
|
登山の王道ルートは、別当出合から砂防新道を経て白山室堂に宿泊し、翌朝に山頂を目指す1泊2日の行程。比較的整備された道のりのため、登山初心者・中級者にも挑戦しやすく、登るほどに変化する風景や、稜線に広がる絶景が疲れを忘れさせてくれます。
夏には、ハクサンフウロやハクサンコザクラなど、白山の名を冠した高山植物が一斉に咲き誇り、まるで花のじゅうたんの中を歩くようなぜいたくなひとときを味わえます。晴れた夜には、空を埋め尽くす満天の星が輝き、早朝には山頂から荘厳なご来光を拝めるのも魅力です。
さらに、下山後には白山麓の温泉で疲れを癒やす楽しみもあり、旅としての満足感も抜群です。
●【北陸】「2024年に登られた山」1位:立山(富山)
富山県にそびえる立山は、雄山(約3003m)、大汝山(約3015m)、富士ノ折立(約2999m)からなる日本百名山の一つ。3000m級の山ながら、山岳観光ルート「立山黒部アルペンルート」を使えば標高2450mの室堂平まで一気にアクセスでき、初級〜中級者でも挑戦しやすいのが魅力です。
|
|
室堂からは石畳の登山道や岩場を経て、最初のピークである雄山へ。山頂からは360度の大パノラマが広がり、剱岳や別山、遠くには八ヶ岳や富士山まで見渡せる圧巻の景色が待っています。眼下には登ってきた室堂平が広がり、達成感はひとしおです。
室堂周辺には山荘が充実しており、おいしい食事や温泉、香り高いコーヒーなど、山とは思えないほど快適な宿泊が可能。初めての小屋泊にもぴったりです。登山後は、室堂ターミナルで名物グルメやお土産探しを楽しむのもおすすめです。
さらに体力に余裕があれば、浄土山や別山を縦走する立山三山ルートに挑戦しても良いでしょう。
●北陸エリアの山歩きでおすすめのギア
カリマー ridge 30+
日帰り〜1泊2日の山行に使えるザック。体へのフィット感や通気性に優れ、ポケットも多くて使いやすいです。
レキ レガシー ライト
北陸の山は岩場や急登が多発する場所が多いため、トレッキングポールを使うと楽に歩けます。
コールマン 偏光サングラス CO3076
3000m級の高山は日差しが強いため、目を保護するためにサングラスを持ち歩きましょう。