警視庁本部=東京都千代田区 風俗スカウトグループ「アクセス」が全国の風俗店に女性を紹介していた事件で、アクセスが契約を結んでいた風俗店は島根県を除く46都道府県の計約1800店舗に上ることが4日、警視庁保安課への取材で分かった。
同課によると、アクセスはグループのメンバー向けに「2チャンネル」と称するサイトを運営。サイトにはアクセスと契約するソープランドやデリヘルなど全国の風俗店約1800店舗の情報が掲載されていた。店ごとに女性の募集条件や報酬、担当者の連絡先などが記載されており、「(店側の)対応がすごく良かった」などとスカウトが口コミを書き込むこともできる仕組みになっていた。
閲覧するにはアクセスの運営側が発行するIDとパスワードが必要で、スカウトは女性を風俗店にあっせんする際にサイトの情報を参考にしていた。
警視庁と石川、大分など5都県警の合同捜査本部は同日までに、宇都宮市のソープランドに昨年9月、女性を紹介したなどとして、職業安定法違反容疑で、アクセス代表の遠藤和真容疑者(33)ら4人を再逮捕した。同容疑者の逮捕は7回目でいずれも容疑を認めている。
アクセスは全国の風俗店に女性を紹介し、5年間で計約70億円を得ていたとみられる。警視庁は特別捜査本部を設置し実態解明を進めている。