
焼き魚、好きなんですがいろいろ面倒なことが多くないですか? 焼き加減とか、グリルの掃除とか、ニオイの対策とか……。
そもそも使ってないときでも汚れるグリルの掃除が面倒すぎる。そんなわけで数年前にグリルなしのコンロに買い替えたんですが、そうなると焼き魚を調理する頻度が落ちてしまって……いや、私の話はどうでもいいんです。
タイトルに戻ります。そう、焼き魚好きだけどグリルがないので「魚が焼ける」と話題のスリコのレンジ調理器を使ってみたんです。
【レンジ調理で焼き目がつく?】
使った商品は、3COINS(スリーコインズ)の「《1台6役》電子レンジ調理器」(税込 2200円)。
この調理器に書かれている「6役」の内訳は以下の通り。
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・焼き物
・炒め物
・煮物
・蒸し物
・ご飯炊き
・温め
「焼き」の機能が搭載されているのがポイントで、食材にちゃんと焼き色がつくらしい……ほんまいかいな!
開封時、底面のシリコンコートで机が汚れてしまったのでお気をつけて。
調理器本体はわりと小ぶりだけど重みはあります。素材は蓋がシリコンで、本体の底はいわゆるフライパンのような金属っぽい手触り。ここがめちゃんこ熱くなる部分なのかな。とにかく使ってみましょう!
【サバを焼いたらあら美味しそう】
てなわけでサバを買ってきました。調理器にそのままサバを入れチンして裏返し、再度チンすればOKらしい。身のほうから焼いて、あとから皮目を焼きたいと思います。
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調理器がちょっと小さいようで、サバの尻尾のほうがちょっと反ってしまいました。
とりあえずそのままチンして、片面加熱終わったところで取り出します。本体部分が高熱なので必ずミトンなどを使ってくださいまし!
蓋をあけると、身のほうからジュワジュワ〜と脂がしみ出ています。ドキドキしながら裏返すと……本当にこんがり焼けてる〜っっ! レンジ調理の常識が覆った瞬間。これはちょっと感動しました。
このまま皮目も焼いて取り出すと、レンジで調理したとは思えないくらいキチンと焼き目がついた焼きサバが完成しました。すごいわ。
中身もふっくら、しっとり。パサつかずに焼けています。さすがに皮のパリッと感はないですが、この仕上がりなら許容範囲。レンジで焼き魚、本当にできました!
使い終わった調理器は冷めたら食洗機で洗うだけ。後始末もかなりラクで、こりゃいいわ〜、となりました。
【オーブン調理だと思ったほうがいい】
とはいえ手放しに「使い勝手が良い」とは言えない部分もいくつか。
・レシピがないと調理しづらい
「フタしてとりあえず2分チン」みたいな気軽な使い方がしづらいです。常に焼き魚だけに使うなら覚えることはシンプルですが、これを使っていろいろ作ってみたいなら付属の説明書や箱の裏面などのQRコードからアクセスできるレシピ集を毎回参照することになりそう。
この調理器のレシピに書かれている分数は基本的に500Wのレンジを想定していますが、我が家は600W。1度、時間の調整を忘れてバナナケーキを作ったところ、盛大に焦げたんです。
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焼き色がつくぶん、ほんの1分、2分の差でも仕上がりに大きく影響するみたい。後述しますが、感覚で加熱すると電子レンジ破損の原因にもなりかねないので、基本的にはレシピ参照を推奨します。
・調理器じたいの扱いが難しい
調理器が高熱になるので、加熱後にうっかり底面を触るとやけどのおそれがあります。中にはレンジ庫内のトレーが溶けたというレビューもあり、加熱時間や庫内の様子をしっかりと確認しながら使ったほうが良さそう。
また加熱後すぐに水につけるとコーティングが傷んでしまうそうで、自然に冷めるのを待たねばなりません。かといって食材を調理器に入れたままだと加熱されつづけてしまうので、手早く取り出すことも必要。
いずれにせよ、小さなお子様が扱うのは難しい調理器具だと思います。
レシピを参照しながらの調理が基本となることも含めて、この調理器を使うときは「オーブン調理」という認識でいたほうが良さそうです。
・シリコン部分がめちゃくちゃにおう
これは個体差があるかもなのですが、加熱後の庫内がものすごくシリコン臭くなりました。拭いても開けっ放しにしてもニオイがなかなか取れず、庫内のトレーをハイターで漬け置きしてやっと薄くなったくらい。使っていくうちに薄れていくようですが……。
不思議なのは、調理した食材にはそのニオイはつかないこと。その点はご安心ください(笑)。
【とりあえず1度使ってみたい方に】
万民にオススメできるかと言われたらそうではないけれど、焼き魚に限っていえばかなり調理のハードルを下げてくれるアイテムでした。とりあえず1度この手の製品を使ってみたい、という方には悪くないです。私も、なんだかんだでサバ焼いてます。
2025年4月3日現在は公式オンラインショップに在庫あり。店頭でもすぐに売り切れてしまうこともありますが、何度か再入荷をくり返しているようです。気になる方はこまめにチェックしてみてくださいね!
参考リンク:パルクローゼット
執筆・撮影:森本マリ
Photo:(c)Pouch